集英社学芸単行本<br> 『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」

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集英社学芸単行本
『SPY×FAMILY』超家族論 ――大人を育てる「子どもの力」

  • 著者名:齋藤孝【著】/遠藤達哉【漫画・対談】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 集英社(2025/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087817676

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内容説明

遠藤達哉の大人気コミック『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を、教育学者の齋藤孝が「家族」をキーワードに読み解く!
どんな任務でも鮮やかに遂行する敏腕スパイ・黄昏(たそがれ)の新たなミッションは「とある目的のために家族を作る」こと。他人同士の父・母・娘(+犬)が集まり、疑似家族・フォージャー家としての生活がスタートしたが、予測不能な子ども(アーニャ)との暮らしは、これまでのいかなる任務よりも難解なものだった……!
『SPY×FAMILY』を通して「家族とは何か」「子どもが子どもらしく生きることとは」を考える一冊。子育てに悩む人、親との関係を憂う人必読! 遠藤達哉×齋藤孝の対談も収録。
“子どもを知る”と、世界はきっと平和になる!
【目次】
◆第1章「子どもを知る」と、家族が平和に――『SPY×FAMILY』から、親と子の関係を考える
〈「子育て」は「親育て」/人を生涯支えるのは「愛されたという記憶」/「親の都合」なのに子どものためと思っていないか/マイナスのスタートになる「条件つきの愛情」/「子どもを知る」と子どもが伸びる/子どもは「家庭の空気」に敏感/子どもは親を「信じている」/「普通の家族」とは何か?/家族の中に「秘密」があること/子どもは「演技する」〉
◆第2章「子どもが泣かない世界」を支える人たち――子どもを育てるのは親だけではない
〈「大局観」を持つヘンダーソン先生/「見守る」マーサ/子どもを「否定しない」グリーン先生/「友達」が子どもの成長に必要な理由/子どもが育つ「社会」の健全さ〉
◆第3章「子どもが子どもらしく」生きられる世界――『SPY×FAMILY』に描かれる現代社会の縮図
〈ヨルは「ヤングケアラー」?/「親ガチャ」を憂う人たちへのヒント/「血縁」と家族/「戦争」と子どもたち/守りたいのは家族との「他愛ない暮らし」〉
◆第4章 遠藤達哉×齋藤孝 対談 十五年の蓄積があって、アーニャが生まれた?
――「家族」ものを描いているつもりは、実はないんです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

coldsurgeon

6
SPY×FAMILYはコメディ漫画だが、視点を家族を中心にして読んでみると、違った趣がある。主人公はロイドというスパイであるが、疑似家族を織りなすために、孤児アーニャを娘に、殺し屋ヨルを妻として、生活する。そこに、子供の成長と疑似親としての成長、さらに家族としての成長が描かれ、温かな雰囲気が生まれる。しかし、背景となる社会には、戦争の記憶が生々しく残り、隣国との緊張関係、人権を抑圧する体制、など暗くする問題が多い。そんな風に、頭を使いながら、考えながら、コメディ漫画を楽しむ必要があるようだ。2025/11/25

sakurayasuko

0
巻数でている中で書かれている 家族論 作品の考察と一緒に家族を問う一冊 おもしろかった 私はアーニャはまだ5歳くらいで1年生の勉強していると思っているがその考察はなくて残念だった2025/10/19

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