ガンガンコミックスONLINE 性別「モナリザ」の君へ。 4巻

著者名：吉村旋【著者】

スクウェア・エニックス（2020/02発売）

• ISBN：9784757565043

内容説明

【ふと気が付くと、そこには自分だけだった。】
「今まで通り」そんな言葉に安心していたけれど、ふと気が付くと、元の場所にいるのは自分だけで、周りの景色はどんどん変わっていってしまう。本当は気が付かないようにしてるだけ？
(C)2020 Tsumuji Yoshimura

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レリナ]

ひなせを巡る恋模様。果たしてひなせがなる性別は。キャラの心情が痛いほどダイレクトに伝わってくる漫画なので、読み応えがある。好きという気持ちは本物か、偽物か。自分の希望、自分の気持ちがどこまで、相手に伝わるか。好きという気持ちに偽りはない。恋愛は難しいね。本当に好きという気持ちを抱いていても、その恋が実るとは限らない。揺れ動く二人の気持ちは果たしてどんな未来をうんでいくのか。複雑に絡み合う運命。死という未来から救う手を差し伸べるのは誰か。綺麗な未来は見えない。しかし、結末は受け入れる。次巻に期待。

2020/03/08

[ヤギ郎]

ひなせ、しおり、りつの３人の関係が変化していく。ちょっとした触れ合い（スキンシップ）で自身の性を自認する。異性に恋心を抱くという前提で物語が進んでいたが、ここで同性を好きになるといくことを考える。無性別の人は短命であることがはっきりする。性別が無いことについて、まだ明らかにされていないことがあるかもしれない。

2023/03/27

[わち ⊱^>ω<^⊰ฅ]

そろそろ､ひなせの羽化が始まるのでしょうか? 個人的には､こっちの性になったら良いな～というのがあるので贔屓目で見てる節はある。 しかし逆になってもおかしくはない。 それより重要な余命はどうなる?

2020/05/19

[はるな]

変わりたくないと願うひなせ。もしひなせが自分と同じ性別になったらどうなるのかと悩むしおりとりつ。 今回は「性別そのもの」の悩みと言うより、「好きとはどういうことか」という悩みのほうが色濃く描かれてた。もし自分が好きな人の性別が変わったら、私はどうなるだろう。性別が変わっても性格まで変わるわけではないから、人間としては好きなままだろうけど、恋愛感情という意味で好きなままかはわからないな。ちゃんと自分の「好き」と向き合うしおりとりつはすごいよ。周りの子たちもね。彼らの「好き」をこれからも大切にしてほしいな。

2020/02/29

[あすぐま]

なんといっても絵がきれいなんだよー そして豪華な二色刷！！ このティファニーブルー？なカラーすごくすきです。 ひなせは男と女、どちらに傾いているのかな。 わたしは男の子になってくれればなぁ、と思ったり。 恋する女の子はかわいいなぁ😃

2020/02/17