あした死ぬには、 2

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あした死ぬには、 2

  • 著者名:雁須磨子
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 太田出版(2020/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784778323042

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内容説明

◆共通電子版購入特典 描き下ろしショートストーリー「体力づくりと本奈さん」収録



◆メディアで続々紹介!大反響!

「40代女性の体と気持ちの変化を丁寧に描き、連載開始当初から『わかる!』と共感の声」――「ダ・ヴィンチ」2019年8月号

「すこやかに明日を生きていくための必読書」――「anan」2164号

「親しい友達とおしゃべりしているような楽しさとリアルな心情」――「好書好日」2019年6月16日

「人はそれぞれ自分にしか味わえない人生を歩んでいる。その事実を肯定してくれる柔らかな力強さが本作にはある」――「朝日新聞」7月6日

「更年期のホットフラッシュやまったく仕事ができない年上の同僚男性へのイラ立ち、頼れる女性の後輩、目減りする預金通帳の残高など、働く40代女性の『今』を際立たせるディティールがどれも興味深い」――「女性セブン」2019年7/18号


◆自分の人生の終わりを考えたことはありますか。

身体の調子が悪いのに、ライフスタイルを変えられない。
最近なんだか苛々してしまう本奈多子。
子育てが一段落してパート勤務を始めた小宮塔子。
無職で実家に引きこもりの鳴神沙羅。

中学時代の同級生だった3人は、四半世紀を経て現在42歳。
それぞれが直面する悩み、戸惑い、人生の岐路。
私たちの時代は、まだ終わっていない。


◆特別収録!
よしながふみ×雁須磨子 ロング対談「わたしたちのきのう・きょう・あした」
10代の頃よりおつきあいがあるお二人が時を経て40代に至り、それぞれの変わったこと・変わらないこととは――。共感&発見でいっぱいの抱腹絶倒トーク! 15001字を超えるロング対談で読みごたえたっぷりです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

25
巻末の対談でよしながふみが、主人公の多子が寝坊をする話に他人事ではない辛さを感じると述べているんだけど、俺はそれ以上に、多子が不眠に陥り、体調が戻るまで会社を休んでいいと言われていたのに、起き抜けに身体が勝手に反応し、無意識で職場に来てしまうエピソードにこそ痛さを覚えてしまった。それにしても、巻末の雁須磨子とよしながふみの対談は、とても面白い! お互い四十代になったしんどさを共感しながらも、人生百年時代なら今はまだ折り返してもいない、人生は午前中だという発想が楽しく、また頼もしい。(つづく)2020/02/11

くさてる

18
等身大の40代女子の生活が描かれてリアルでギリギリ痛い。単純な仕事とか恋とかが救いになるわけじゃない。すこしずつ老いていったり無理がきかなくなっていく自分とどう付き合うか、というシビアな話なんだけど、暗さはないのは思わず苦笑しちゃうような「あるある」も見つかるからかな。それでもニートの沙羅が主役の第7話はキツかった。読む人によって心に響く話数が違う気がします。つまり、それだけ偏っていないということ。今後が気になります。2020/02/09

アマニョッキ

17
面白いんだけどなー。かぬき言葉気になるなー。2022/07/29

かさお

12
40代、独身働きすぎOL、娘がいる専業主婦、ニートで母親と2人暮らしパラサイト的女性。かつては3人とも同級生で立ち位置は同じだった。少しずつ再び線が通い出す2巻。なんか私も疎遠になっている高校時代の友人に連絡を取ってみたくなった。2020/02/15

とみー

7
頑張っても辛い、頑張らなくても辛い。まあ、そんなもんか。なんも考えたくないっていっても、これではよくないと、もやもやココロで思い、走ってもそれはそれで、体がついてこない。そこへ来て、有岡さんの揺らがなさ。死を前にすると、人のココロってブレなくなってくるものだなと、一時期通った癌病棟で思ったことを思い出す。2020/03/18

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