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内容説明
ものすごく共感できる、
老若男女におすすめの傑作です!
四十代女性が直面する
体調の変化や人間関係のあれこれに、
笑ったり涙したりしつつ うなずきすぎて、
私は首が太くなりました……!
――三浦しをん、絶賛!!
歳をとるのは怖いですか?
~切実に生きる女子たちの心に寄り添い、そっと背中を押してくれる本。~
20代ほどがむしゃらじゃない。
30代ほどノリノリじゃない。
40代で直面する、心と身体の変わり目。立ちはだかる40代の壁。
突然の病気、更年期障害、取れない疲労、働き方の変化、お金の不安、これからの人生プラン……
私のあしたはどうなるの!?
本奈多子(ほんな・さわこ)、42歳、独身。
映画宣伝会社に勤め、ハードワークをこなす日々。
ある夜突然、心臓の動悸が止まらず、体が冷たくなって……。
もしかして私、更年期障害かもしれない!?
苛々したり、涙腺がゆるんだり、おばさんと言われて悲しくなったり。
心身の変化に戸惑いながら、迷いながら、
私たちは、あしたを生きる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
69
42歳・独身・映画宣伝会社で働くさわちゃんと、20代で結婚し子供は大学生になるさわちゃんの同級生の塔子ちゃんを軸に、人生の様々な分岐点に立つ時間を抉り出す凄まじいまでの雁須磨子さん新作。未来へのぼんやりとした不安の輪郭が徐々にくっきりとした実態へと変わり迫ってくる40代。親の老い、自分の未来、命の期限。身をもって実感する事、周囲に起きる出来事で否応なく突きつけられる事。見えない未来への不安にどう向き合い、どう進むのか、さわちゃんたちと一緒に模索する日々を考えていきたい。2019/07/08
nonpono
61
東京最終日。インターネットカフェのファミリールームにいる。題名にひかれ。42歳の主人公が四十肩、更年期障害など加齢による体の不調にもがき、仕事に惑いながらも明日を見つめるお話。先日、同年代の大宮エリーさんの逝去のニュースに驚いた。わたしなんて精神的には子供のまま、もうすぐ50を迎えるから。結婚生活も育児も体験してない。おばさんなんだけどおばさん扱いされたらどんな顔をしていいか、笑いを取ればいいかわからないんだ。だけど、わたしも昨年は更年期で大変で、服薬した今は落ち着いた。四十路、ひと山越してまたひと山か。2025/04/29
ぐうぐう
35
本奈多子は映画宣伝部に勤める、42歳の独身女性。連日のハードワークの中、突然に身体の不調に見舞われる。「それって…もしかして」。雁須磨子の新作『あした死ぬには、』は、40代女性が直面する様々なこと、更年期障害や仕事におけるキャリア、感情の揺れや人間関係などなどが、リアルに描かれている。そもそも、この国において、女性の権利はまだまだ低く、蔑視を助長する固定された観念も根強く存在する。(つづく)2019/07/15
アマニョッキ
33
読みはじめて『ロジック・ツリー』のひとか!と気づく。登場人物理解しにくいのはかわらずだなー。わたしも立派なおばさんだけど、せめて見やすいおばさんでありたいとはいつも思ってる。あ、昨日「○○ちゃん(←ワイ)て20代だよね?」て言われたんすよすごくないすか?しかも女のひとにですよ嬉しくないすか?てこういうことをここに書いちゃうところがもうみにくいおばさんなのよね。2022/07/29
くさてる
25
読んだ私が死にそうだ。40代女子の腹にぐいと包丁を差し込むような内容ながら、そこにはなにも劇的なことや派手な展開はない。ああ、そうだよねそこだよねと安心できる「あるある」でもなく、ただ実感としていまのわたしたちが感じる気持ちや空気が表現されていて、そこがほんとうに見事だと思う。もちろんただ現実を並べて終わりなわけじゃない、お話としてもみごとに先が気になる流れで、いやもう雁須磨子さんさすがですわ。リアルですわ……。2019/06/27
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