内容説明
溝猫長屋の奥にある祠にお参りしてから、幽霊を「見る」「聞く」「嗅ぐ」ことができるようになった忠次ら四人。
ある日、彼らは忍び込んだ空き家で父子の幽霊に会う。
そこには昔、借金を苦に夜逃げした一家三人が住んでいたというが、ならば母の幽霊は一体どこへ?
そして不思議な少女に調子よくついていった仲間の留吉は、川に引きずり込まれてしまい――。
少年たちの滑稽さが小気味いい人情怪談シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
75
四人の子供達が一風変わった形で幽霊に出逢ってしまう本作だが、一工夫、前回までと違った展開で怪異の迎え方が用意されている。物語の結末はきれいに纏めあげられているにしても今回は後味の悪い場面に幾つか遭遇させられるし、物語の進行に必須とは云えあのお紺ちゃんの存在が野次馬根性丸出しで、いっそう鼻について仕方ない。2020/01/19
papako
67
お、なかなか楽しめるようになってきました。パターン化してるのを、銀太が茶化してお多恵ちゃんがちょっと機嫌悪くした?二巡目まで幽霊に出会っちゃった。今回は幽霊のお増さんの件と辻切りの二本立てだったけど、解決した感じが薄いかなぁ。蕎麦屋さんの話が一番良かったな。みんなお蕎麦食べられるといいよね。さてさて続いていきます。2021/10/12
蕭白
10
まずまず面白かったです。2021/09/09
りょうこババ
5
幽霊を見る、聞く、嗅ぐことのできる4人の子供達。質屋の箱入り娘(?)のお紺に振り回され事件に巻き込まれてしまう。大家の吉兵衛や目明かしの弥之助、耕研堂の雇われ師匠の古宮蓮十郞。2020/12/01
きよみオレンジ
4
銀太が一番アホ・・かと思ったがそうでもなかった。野良太郎がいい感じ。2022/03/15
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