講談社文庫<br> 優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪

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講談社文庫
優しき悪霊 溝猫長屋 祠之怪

  • 著者名:輪渡颯介【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2019/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065155073

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内容説明

忠次たち溝猫長屋に住む年長組の四人は、長屋の祠にお参りしてから幽霊を「見る」「嗅ぐ」「聞く」ことができるようになった。空き家となった大店でかくれんぼしていた彼らは、「おとじろう」と告げる幽霊に出くわす。その店の娘と縁談のあった男たちは次々に姿を消していた。乙次郎もそのうちの一人だが!? 少年たちの好奇心が怖い出来事を呼び起こす。ドキドキ&ほのぼの、猫たちも多数登場の人情事件譚!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

65
「羊羮と金鍔が並んでいるところへ、上から手斧が襲いかかった。」いきなりこんなフレーズを差し挟まれるとびっくりだが、いずれも猫の名前である。さて本題の幽霊とその予告する殺人だが、動機から下手人は一目瞭然…なのだが、ある理由から公にされることはなくある意味恐ろしい結末を迎えさせられる。怖いのは子供たちが遭遇する幽霊ではなく祀られたお多恵ちゃんかも知れない。まさに『優しき悪霊』と云ったところかも?2019/07/18

papako

63
あんまりはまらないな、このシリーズ。面白くないわけではないんだけど。主人公たちが子供だから?4人いる子供たちの区別がいまいちつかないしな。皆塵堂の方が断然好み。ラストは灰色の解決。ま、買ったから最後まで読むけど。2021/10/09

一五

9
羊羹と金鍔が並んでいるところへ、上から手斧が襲いかかった。(猫の話、続く) 笑ってしまった。長屋の坊主たちは あいかわらず幽霊三昧を楽しんでいる。一番厄介なのは、お紺ちゃんだな、幽霊じゃなく2023/12/17

Hugo Grove

8
読了2019/09/06

きよみオレンジ

4
お紺面白いお嬢様。下っ引きの名前が・・2022/03/15

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