- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】パニック障害、うつ病、発達障害――。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う――。「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なっぱaaua
70
自分もコロナ禍が始まった頃、パニック障害になってしまった過去があり、精神科に掛かるか悩んだ時期もあるのでかなり共感して読めた。最初はまさにパニック障害の話。もうまんま同じ症状で同じ状態になった。脳の誤作動であり、発作で死ぬことは無いと精神科に行って理解できたことで安心したことも同じ。精神科に行くことは「まさか自分が」とか「人生終わってしまったのでは」と考えてしまう気持ちも、自分もそうだったので理解出来るけど、もっと気軽に行ける様になると良いね。~続く~2022/11/23
いっせい
47
精神病は決して特異な病気ではないこと、回復していく過程では周囲の理解が必要であることを、わかりやすく描いた作品だと思った。ただ、ケースワーカーが男好きなキャラという設定が軽すぎて、残念。2022/08/16
ネギっ子gen
45
パニック障害、うつ病、発達障害──。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない一方で、自殺率は世界6位、先進国では最悪レベル。そのことについて、この漫画の主人公・精神科医の弱井は、「アメリカでは精神科医のことを、Shrinkと呼ぶ/妄想で大きくなった患者の脳を小さく(Shrink)してくれる仕事だから/ちょっと落ち込んだら予約を入れて会う相手…彼らにとって、それが精神科医なんです/僕はこの国に、もっともっと精神病患者が増えればいいと思っています」と。⇒2022/01/03
Nyah
44
読友さんに教えてもらった。米国では国民1/3が精神病を有しているが、日本では1/30という。しかし、自殺率は米国20位に対し日本は6位、先進国で最低。精神科に気になる事を何でも相談できる米国と、精神科にかかることすら恥辱と感じる日本。妄想で大きくなった脳を小さくshrinkすると米国では精神科医のことをshrinkというらしい。パニック障害、微笑みうつ病、大人の発達障害。どういう病気か、わかりやすい。2023/11/23
水渕成分@小説家になろうカクヨム
40
2024年8月にNHKでドラマ化。3話だけという話だけど序盤の物語だけかな?2024/05/04