内容説明
『牡丹』の名を戴くリリアーヌとその協力者ノーマードによって、ディアナは囚われの身になってしまった。
霊術によって閉じ込められた空間の中、忘れられない後悔の記憶が、彼女を絶望へと呑み込んでいく……。
その場へやっとのことで駆けつけるカイ。それに遅れてジューク、シェイラも追いつく。
しかし、進みゆく後宮炎上のカウントダウンは止まらない。エルグランド王国、そしてディアナたちの未来は……。
大ボリュームの書き下ろしを加え、堂々のシリーズ完結!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
零崎夢織
6
ラストー! ショウジの国の話も入って満足。2020/12/06
eucalmelon
3
後宮を大爆破ってとこまでは霊術でもできないか・・・大火災ね。リリアーヌもライバルを消しても、ジュークが黒幕がリリアーヌと気付いた以上、妃にはしないと思う。リリアーヌが妃になることはありえへんから、最後の後宮を燃やすのは無駄だと思うんだが。 それにしても、ライアが男?実家に戻るのがどうのこうの言っていたから、その伏線回収だろうが、落ちがなかったよね。出し忘れかな? ショウジの国でも悪役顔スキル大活躍。ショウジの国編突入とか続いてもおかしくなさそう。二人の楽しげな様子を見れてよかったが本篇より長いし。2021/11/11
ろばみみ
2
3巻くらいまでは面白かったが、その後止まってしまい、無理やり飛ばし読みで読了。冗長で後付け設定が多く、魅力的になりうるキャラクターがたくさんいるのに魅力的に描けていなくて残念。あまり設定を盛り込みすぎず、コメディと恋愛に集中して5巻くらいで締めた方が良かったのでは、と思ったがネットラノベの書籍化としては黎明期の作品らしいのでこんなもんかも知れませんね。2023/08/04
史
2
一つの歴史は終焉となり、物語となりて紡がれる。そしてまた、新たなる物語が作られていく。人々の物語は、永遠となる。2021/07/13