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出版社内容情報
バイアスという名の病と、うまく付き合っていくために。
医学はそもそも科学だろうか?--かつて若き研修医だった著者はその後の医師人生を変える1冊に出会い、普遍的な「医学の法則」を探し始める。事前の推論がなければ検査結果を評価できない。特異な事例からこそ治療が前進する。どんな医療にも必ず人間のバイアスは忍び込む。共通するのは、いかに「不確かなもの」を確かにコントロールしつつ判断するかという問題。がん研究の歴史を描いてピュリツァー賞も受賞した医師が、「もっとも未熟な科学」の具体的症例をもとに、どんな学問にも必要な情報との向き合い方を発見する。
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内容説明
医学はそもそも科学だろうか?―かつて若き研修医だった著者はその後の医師人生を変える1冊に出会い、普遍的な「医学の法則」を探し始める。事前の推論がなければ検査結果を評価できない。特異な事例からこそ治療が前進する。どんな医療にも必ず人間のバイアスは忍び込む。共通するのは、いかに「不確かなもの」を確かにコントロールしつつ判断するかという問題。がん研究の歴史を描いてピュリツァー賞も受賞した医師が、「もっとも未熟な科学」の具体的症例をもとに、どんな学問にも必要な情報との向き合い方を発見する。
目次
イントロダクション
法則1 鋭い直感は信頼性の低い検査にまさる
法則2 正常値からは規則がわかり、異常値からは法則がわかる
法則3 どんなに完全な医療検査にも人間のバイアスはついてまわる
著者等紹介
ムカジー,シッダールタ[ムカジー,シッダールタ] [Mukherjee,Siddhartha]
がん専門の内科医、研究者。著書『病の皇帝「がん」に挑む―人類4000年の苦闘』(田中文訳、早川書房)は2011年にピュリツァー賞一般ノンフィクション部門を受賞。コロンビア大学助教授(医学)で、同メディカルセンターにがん専門内科医として勤務している。ローズ奨学金を得て、スタンフォード大学、オックスフォード大学、ハーバード・メディカルスクールを卒業・修了。『ネイチャー』『Cell』『The New England Journal of Medicine』『ニューヨーク・タイムズ』などに論文や記事を発表している
野中大輔[ノナカダイスケ]
1985年生まれ。慶應義塾大学卒業、同大学大学院修士課程修了。現在は東京大学大学院人文社会系研究科博士課程に在籍しながら、杏林大学(医学部・外国語学部)非常勤講師、国立国語研究所非常勤研究員、河合塾K会講師として働く。専攻は言語学、英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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