内容説明
吉原一の花魁篝火は世を忍ぶ仮の姿。その正体は尾張の血を引くご落胤、徳川竜之進宗光--十八年間、追っ手を欺き若君を匿い続けた廓の鉄壁がついに崩された。宿敵、広田左近の操る青龍に囚われ、天空へと攫われた竜之進は必死に脱出を試みるも為す術がない。一方、美咲や甲賀四鬼ら配下の忍びは若君奪還のための奇策を練り、壮絶な死闘が幕を開ける。見返り柳剣は再び悪を斬り倒せるか? 瞠目の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ICHI (atomic)
4
最終巻 吉原一の花魁篝火は世を忍ぶ仮の姿。その正体は尾張の血を引くご落胤、徳川竜之進宗光!十八年間、追っ手を欺き若君を匿い続けた廓の鉄壁がついに崩され… 『忍びは闇に潜み影に戦うのが本分』カッコよすぎ。結末は驚きの連続想像つかない2025/03/09
読書好き・本屋好き堂
3
シリーズ第5弾、完結編。 ラストは最初から最後まで、竜之進を救い守るべく、成瀬四鬼と美咲、加えて百合で宿敵・広田左近と最後の戦いに挑む! 最後までドキドキしながら手に汗を握る展開に目が離せませんでした😆✨ とにかく一度読んだら止まらない、素敵な作品です☺️全5巻とも、表紙も素敵です✨2022/05/31
くまっち
2
シリーズ最終巻。めでたし、めでたし。2020/02/09
ままごん
2
表紙を見て、いつもと違う!そして読んでいくとあぁ、こういうわけであの表紙あのね!ということがわかり、なかなか結末としては面白かった。そこそこ面白いシリーズだったので、完結して、もう竜之進に会えない~と思うとかなり寂しいです。2019/12/27
goodchoice
2
おいらん若君徳川竜之進シリーズの5作目だが、2巻まで読んで3、4巻は読んでいなかったので、話がかなり進んでいて当初戸惑った。これで完結したがスッキリした終わり方で何よりだ。2020/01/09