双葉文庫 おいらん若君 徳川竜之進 ： 3 伏魔

著者名：鳴神響一【著】

双葉社（2019/04発売）

• ISBN：9784575669329

内容説明

春を彩る初午の日、吉原の稲荷も商売繁昌を願う遊女や客で大賑わい。なかでも紅白梅の打掛で端麗優雅に現れた篝火花魁の艶姿は見物人を蕩けさせる。だがその正体は、廓に匿われし尾張の御落胤、徳川竜之進！　隠し隧道から市中に抜け出した竜之進は謎の医者駕籠と美女の神隠しの噂に胸騒ぎを覚える。やがて吉原からも花魁が失踪。竜之進は自ら囮となるべく、掟破りの手段に出る。“見返り柳剣”が浮き世の悪をしなやかに斬る!!　大好評シリーズ第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真理そら]

年齢的にも状況的にも竜之進はいつまで花魁篝火でいられるのかな、と心配になってきた。成瀬四鬼もだんだん老いてきてるし…

2019/06/28

[ICHI （atomic）]

3巻 隠し隧道から市中に抜け出した竜之進は謎の医者駕籠と美女の神隠しの噂に胸騒ぎを覚える。やがて吉原からも花魁が失踪。竜之進は自ら囮となるべく… 大ピンチになったあの場面！ハラハラした。美咲がカッコ良すぎて水戸黄門のお銀！？ってなる

2025/03/08

[読書好き・本屋好き堂]

シリーズ第3弾。 読売屋の楓が初めて書いた読売は、『死神医者「鵜殿六斎」江戸の夜を走る』 謎の死神医者とは？！ さらに、知らせに来た楓が何者かに襲われた！ 楓を初音廊に匿うことに。 竜之進と成瀬四鬼と美咲がついに動き出す😆 とにかくカッコいい✨最後まで読むのを止められない面白さ！ これは最終巻まで目が離せない😆 続き、そのまま読みます✨

2022/05/30

[ままごん]

今回、若君がかなり大変なコトになって、ハラハラしてました。今までとは違って、大事な秘密も近いうちにバレそうかも。こういうのってダラダラとシリーズになっているうちに、10作とか20作になってしまいそうだけど、この調子だと、もうちょっとで大変な事件が起きて、一気に若君復活か！？なぁんて、ちょっと期待もしてますけど。もちろんこのシリーズ、もう少し楽しみたいと思っていますが。

2019/04/11

[さわ]

おいらん若君第3弾。だんだん身元がバレてくる。ドキドキでした

2019/06/10