リイドカフェコミックス 本田鹿の子の本棚 続刊未定篇

著者名：佐藤将【著】

リイド社（2019/11発売）

• ISBN：9784845860340

内容説明

売れなかったら最終刊！ 作者と編集の願いを込めた単行本第4弾！
愛娘の所蔵する暗黒文学に妄想速読術で挑む！ 鹿の子ちゃんの得体の知れない蔵書群を変態侵入親父が速読術で次々と映像化！
限りない「肉愛」に溢れたオマージュ『ゆで理論殺人事件』、有名怪談の続きをスタイリッシュなアクションにした『続・耳なし芳一＆続・平家物語』など、佐藤将の天才ぶりを存分に楽しめる1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち]

聞く耳無し芳一が好き

2019/12/10

[Fumitaka]

何年か前に耳なし芳一の話から知りました。「お前のバイオテロ料理で毒々ラザニアモンスターになっちまった私のお兄ちゃんだよ！！」（p. 165）絵も色々変化するだけでなく色んなネタが入ってるな。『オーメガ星の有害図書』『幼馴染考』『うみがなる』『観測者を見る猫』『核まんが道』あたりが好きですかね。クトゥルー神話で『君の名は』のやつ、最後の脳味噌と電流で繋がってる人の絵もなんだか本当にウィアード・テイルズとかの挿絵っぽく作ってある。こういったネタを細かく用いる姿勢は素晴らしい。そして次の話の猫君の顔の衝撃も。

2023/02/15

[Mark.jr]

4巻です。 一発ギャグめいたものから、パロディ、エログロ、変態臭漂うもの、まっとうに優れた幻想文学、三冊目の男谷一発、更には本当に書いたステルス戦法で戦う耳なし芳一など、個々の話の個性が際立った分、クセもまたいつも以上で、読んでいると地方の独特な発酵食品を食べている気分になります。売れないと続刊は出ないそうですが、果たして出るのでしょうか。「じゃ、テメエが塗ってみろやーーーー！！」

2020/01/29

[かやま]

今回はお気に入りの話はあまり無かったかなと思ったけど耳なし芳一の回は素晴らしかった。連載続いてはいるのかな。何とか続きも出してほしい。

2020/01/09

[ぴよ（toyoneko）]

エロが多かった。キン肉マンと耳なし芳一が好き

2019/12/28