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内容説明
西暦2193年、エゴン・ラウドルップ亡き後のブエノス・ゾンデ市で政争が勃発。黒リボン党と蝶ネクタイ党に加えて、あのモーブリッジjr.率いる第三勢力も台頭し、混乱を極めていた。そんな中、アクイロニア軍は黒リボン党の、ニュー・キャメロット軍は蝶ネクタイ党の要請を受けて出兵。また、ブエノス・ゾンデ市の莫大な権益を他市に譲るわけにはいかないプリンス・ハラルド軍も参戦し、戦争が始まった。各々の思惑が交錯する中、勝利を手にするのは誰なのかーー。地軸が90度転倒した世界で七都市の興亡を描く珠玉のSF戦記、最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
25
結局はよそ者の都合で幾らでも変わる。ブエノス・ゾンデの事はその当人が決めるのが良いって感じになった。何とか、、、 そして、結果としてトマト通信を送っていたリュウが描いた通りになったと、、最後は、リュウとノルトとAAAが収穫した野菜で作った料理を同じテーブルについて食べて終わり。 平和が1番なんだよね・・ 2020/01/19
美周郎
13
先読の方が指摘してるがこの頃の田中キャラは信念を持った反発と命がけの上司への皮肉が正常に働いていたんだなあ、今は最近の円楽みたいで残念だけど。戦術的な天才を表現するのに敵の程度を下げて書いて読ませる原作者の技術はピカイチ、力技とはこういう事だと思う、ここを飲み込んでの今作のコミカライズは素晴らしかった。2020/12/10
毎日が日曜日
6
★★★★ 完結。面白かった。もっと続きをよみたかった。原作がここで終わりだからしょうがないのか。2019/11/22
ぺぱごじら
6
主の居なくなった家を狙って、空き巣というには余りにも騒々しい三都市軍に囲まれたブエノス・ゾンデ。アームチェア・ジェネラルとでも呼べば良いのか、リュウの才知が冴え渡る決着編。プリンス・ハラルドの迷コンビが微笑ましいが、やはりAAAがスカッとさせてくれる存在。2019-612019/11/20
新天地
3
複数の勢力が入り乱れる戦場では何が起こるか分からず、特に連絡・指示系統・作戦意図の不理解は大きな命取りに。ロゼヴィッチ中佐は本当に危険な局面だった。だからこそギルフォードの株が上がる上がる。またAAAはブルームとの折衝の苦労が面白くて彼への親しみが増し、シュタミッツの三つ子の話にあきれ果てるクルガンは最高だった。さらにクルガンは「死者の手」が今後の何を暗示しているのかとても気になる展開だったのに、原作に続編がまだない事もあってここで終了なのが残念でならない。原作・漫画版ともに続編待っています。2020/08/08