七都市物語(4)

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七都市物語(4)

  • ISBN:9784065161289

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内容説明

西暦2193年、六都市大同盟軍の侵攻を阻止したブエノス・ゾンデ市の英雄ギュンター・ノルトは新たな権力者に祭り上げられることが怖くなり、アクイロニア軍AAAの計らいで、タデメッカ市に亡命。リュウ・ウェイの世話になることに。ところが、彼の亡命からわずか4日後、サンダラー市がタデメッカ市に宣戦を布告した。この緊急事態に、タデメッカ市はギュンター・ノルトを指揮官に抜擢する!地軸が90度転倒した世界で七都市の興亡を描く珠玉のSF戦記、第4巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 旧柏バカ一代

23
この巻もノルトが主人公だった。。 権力者になってしまったノルトがまさか亡命してくる。 しかも敵方だったAAAの市を頼って。 その先でも権力者に利用されたて疲れて、またリュウ・ウェイの家に亡命w でもその市が侵攻されてしまう。 それの防衛の司令官に抜擢されたのが亡命したばかりのノルト。そして防衛戦では鬼のような強さ、、 2020/01/19

サケ太

15
やはり非常に面白い。前巻の展開から大勝利を修めたノルトは亡命を繰り返す。勝者となり、絶対的な名声を手に入れた故の窮屈な立場。逃れられない戦場。リュウの気遣いはありがたい。常に愚かな理由で行われる戦争。それに翻弄される人々とその苦しみ。遂に出てきたモーリッジJr.。やはり優秀。2019/06/21

緋莢

13
「ペルー海峡攻防戦」で、六都市の同盟軍からブエノス・ゾンデを守ったギュンター・ノルト。〝英雄”を称えられるのを嫌い、AAAの計らいで、亡命。タデメッカのリュウ・ウェイの元に行きます。平穏な日々が訪れるかと思いきや、サンダラーがタデメッカに宣戦布告した事で、再び戦いに身を投じることになります。「ジャスモード会戦」開幕。 <ジープの座席から杖を使って全軍に指示を出してる…まるで〝安楽椅子の司令官(アームチェア・コマンドウ)”だな>と部下たちが評する場面にしびれました(続く2019/07/09

新天地

11
ギュンター・ノルトは静かに暮らしたい。だが周囲はそうさせてくれない。メインキャラで最も時代の流れに翻弄されていて気の毒で仕方ない。この人にモーブリッジJr.の1/100の図太さでもあったならと思わずにいられない。一方でノルトの軍事的な才覚は戦略目標と勝利条件を常に理解していて、そのために欠かしてはいけないものを決して欠かさない所にあると思っている。だから予想外の事態にも対応ができて負けない戦いができる。そしてモーブリッジJr.が再登場。こいつがノルトの1/100でも謙虚だったら・・・。2020/08/07

コリエル

7
いいコミカライズを読むと田中芳樹にハマっていた頃を思い出すというものだ。こうして読むと、リュウはノルトに母国へ帰るように唆しているようにも見えるな。どんな意図で彼が語っていたのかもう記憶にないが。そして原作を消化し終える次の巻で結局完結ということらしい。もう続きは描かれないのかな。2019/06/21

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