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内容説明
なぜドラフト4位はプロで活躍するのか?
球史に名を刻んだ男たち、6者6様、成功の分岐点
【収録選手】
■CASE1 桧山進次郎(91年ドラフト4位 阪神タイガース)
野球の奥深さを学びだしたのは、三〇歳を超えてから
■CASE2 渡辺俊介(00年ドラフト4位 千葉ロッテマリーンズ)
ぼくはいつ野球を辞めてもおかしくなかった選手でした
■CASE3 和田一浩(96年ドラフト4位 西武ライオンズ)
プロに入れた時点でぼくは満足だった。ゴールです
■CASE4 武田久 (02年ドラフト4位 日本ハムファイターズ)
どうせクビになるのなら、自分の好きなようにやってみようと
■CASE5 川相昌弘(82年ドラフト4位 読売ジャイアンツ)
野球は誰もがヒーローになれる可能性がある。だから面白い
■CASE6 達川光男(77年ドラフト4位 広島東洋カープ)
自分がいいキャッチャーだったのではない。運が良かった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
50
ドライチ、ドラガイに続く第三弾。本人に取材をしたうえで内容がまとめられている。ドラフト4位は順位の割に活躍する選手が多い印象がある。巻頭の桧山進次郎選手の年のドラフト4位は象徴的で、イチロー、中村紀洋、金本知憲選手が選ばれている。(この当時は2位以下はウェーバー方式ではないので下位でも重複抽選有。桧山選手と金本選手はなんとハズレ4位) 作者側がオファーをしたリストの半分以上の選手から断りがあったそうです。選手にとってはもっと上位で選ばれると考えていて、納得していない選手が多いんだろうな。2019/11/24
Kentaro
40
江川は同世代の人間が仰ぎ見る太陽のような存在の男だった。いや、太陽では表現が足りない。 彼の圧倒的な才能を見て、生き残り方を考える、あるいは彼の陰に埋もれてしまう、という意味で前後多くの選手の人生に影響を与えた男だった。自らの動きにより周囲の惑星の進む先まで変えてしまった絶対的な太陽と言ってもいい。 江川は一九五五年五月、福島県いわき市で生まれた。達川と同じ年である。鉱山技師であった父親の仕事の関係で、少年時代を静岡県浜松市で過ごした後、栃木県小山市に移る。中学生時代からその能力は評判になっていたという。2020/08/01
こも 零細企業営業
30
ドラフト4位。 ドラフト上位でも下位でも無い。 でも活躍してる選手にはドラヨンが多い。 そんな彼等は栄光の影にある挫折を知ってると感じた。2020/01/07
Kaz
25
今年もプロ野球が開幕。長く熱いペナントレースが始まった。ベテラン、ルーキーをはじめ個性豊かなプレーヤーの活躍が楽しみだ。ドラフトの順位は期待値でもある一方、単なる番号ともいえる。ドラフト1位が必ずしもスター選手になれるわけでもない。タイガースで言えば、桧山、川尻、池田、赤星、坪井、大和、梅野、前川など、活躍したプレーヤーも多く、毎年注目している。2024/04/09
金吾
25
○それぞれの選手のプロ野球に入るまでの過程が面白かったです。特に桧山選手、川相選手、達川選手が良かったです。2022/08/12