出版社内容情報
デイケアセンターでアルバイトをする白澤容は、施設利用者の老人・晴田に、単発アルバイトとして車での送迎を頼まれた。晴田とその友人を送ってほしいというのだ。目的地に着くとそこはカルチャーセンターで、「中国骨董の世界・入門編」の講座が開催されるようだ。講師の名前は黒岩とある。現れた講師・黒岩は、見たところ三十歳前後。かつて骨董の世界にいた白澤には、黒岩の年齢が骨董の世界に入るには若すぎるように思われて……? わけあって骨董の世界を離れた白澤容と、異例の若さで骨董店「かげろう堂」を営む青年・黒岩鼎。ふたりが出会う、骨董をめぐる人間模様とは……? 「宝石商リチャード氏の謎鑑定」の著者が贈る、悠久の時をめぐる骨董の物語が開幕!
内容説明
デイケアセンターで働く白澤容は、施設利用者の老人・晴田に単発アルバイトとして、車での送迎を頼まれた。目的地はカルチャーセンターで、「中国骨董の世界・入門編」という講座が開催されるようだ。講師の名前は黒岩。わけあって骨董の世界を離れた白澤容と、異例の若さで骨董店『かげろう堂』を営む青年・黒岩鼎。ふたりが出会う、骨董をめぐる人間模様とは…?
著者等紹介
辻村七子[ツジムラナナコ]
9月24日生まれ。神奈川県出身。『時泥棒と椿姫の夢』で2014年度ロマン大賞受賞。受賞作を改題・加筆改稿した『螺旋時空のラビリンス』で文庫デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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真理そら
39
骨董店主・黒岩と白澤(神獣ハクタクではなく、職を転々としている無気力青年)のバディもの一歩手前のような関係を楽しむ作品?もしかしたらシリーズ化予定かもだけれど、白澤の過去が骨董モノでは扱いが難しい気もする。とにかく中国骨董に詳しくなった気分で読了。2025/07/15
はつばあば
37
苦笑、京橋って東京にもあったんですね^^;。大阪の京橋って庶民的で高尚な骨董品を扱うようなお店ってあったかなと^^;。黒沢の人の好さ・・店主としては如何なものかとは思いますがバックに空手有段者のおばちゃんが控えてはるので安心できます。白澤君に至っては前歴に贋作作家とまではいいませんが、いい腕をもっているのだからスキマ仕事に明け暮れずとも・・と。確かに骨董の贋作はいけませんが時代の移り変わりにともない模倣作家にでも・・それもあきませんか。なら白:黒コンビで骨董トンボを飛ばしていきましょう(^_-)-☆2026/01/01
よっち
28
デイケアセンターでバイトをする白澤容。わけあって骨董の世界を離れた彼と、異例の若さで骨董店「かげろう堂」を営む青年・黒岩鼎が出会う物語。施設利用者の老人・晴田から単発バイトで車の送迎を頼まれ、向かったカルチャーセンターで講師を務めていた黒岩。彼に興味を持たれてかげろう堂で働き始めて、店にやってきた顧客との骨董を巡るエピソードの中で、思わぬ造詣の深さを垣間見せる容。その過去が明らかになっていく一方で、複雑な葛藤を抱える容が、懐の深い人々と出会いかけがえのない居場所を見出していく結末はなかなか良かったですね。2025/05/18
み
24
感想読んだばっかり(^^)と、手にした作品。さくさくと♪この作家さんらしく。男子のわちゃわちゃ感が楽しかったです。骨董品の知識ゼロなので、ふむふむと読みました、沼なんですね。続作あるといいなぁ。2026/01/06
よっしー
13
面白かった。続きは読みたいのだけど、「リチャード…」のシリーズが思ってたのと違う、謎解きそっちのけでBLっぽい(あくまで「ぽい」ではあるんだけどね…😅)方向に行ってしまい挫折したので、二の舞は避けて欲しいな。まあ少数意見だとは思うけど。2025/12/01




