乾と巽―ザバイカル戦記―(2)

個数:1
紙書籍版価格
¥693
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

乾と巽―ザバイカル戦記―(2)

  • 著者名:安彦良和【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 講談社(2019/10発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065172551

ファイル: /

内容説明

安彦良和、最後の長編連載!! 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』『天の血脈』など数々の名作を世におくり出してきたレジェンドが、作家生命を懸けて最後に挑む巨編! 大正時代、「シベリア出兵」によりロシアの戦場に立った腕利きの砲兵・乾と、気鋭の新聞記者・巽。日本軍の命令で反革命軍側についた乾だが、虐殺を繰り返す反革命軍と圧政からの解放を望む市民の声に、自らの立場に疑問を持ちはじめるのだった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

20
「皇軍兵士の奮闘とチェッコ軍団をはじめとする連合軍の協調作戦によって過激派と独墺勢力は一掃され東シベリア三洲は平定された あとはこの地域にいかに平和と安定をもたらすか(略)そこで大切なことは繰り返して言うが……『和』を乱さぬことだ」中島正武少将のこの言葉は、シベリア出兵に対する大義名分を唱えてはいる。だがその裏には、元老・山縣有朋の「見たいのだよ ここまで生きてきたからには世界に冠たる大日本を この目で」という思惑がしっかりと隠れている。(つづく)2019/11/03

Tenouji

16
役者がそろってきた、という回かな。2021/12/24

MS009

7
前巻と同じように「ふむふむ」と読み進めてしまった。巻末の年表で時系列は補完されるものの、やっぱりこちらに圧倒的に知識がないので。とはいえ「革命」に対するそれぞれの立場と思惑がこの先どうなっていくのか、については興味をひかれる。2019/11/18

hirokazu

6
ロシア国内は内紛状態、シベリア出兵した各国の思惑も(表面上は取り繕ってるが)バラバラ。何のために戦っているのか、分からなくなってきた乾。初恋の人の面影を求める巽とウラジオストックで思わぬ再会をするが・・・。「百鬼夜行・魑魅魍魎」の街で、二人が遭遇する物は?それにしても植芝盛平という人は、北海道行ったり、中国に行ったり、色んな事をしてきたんだなあ。ここで「虹色のトロツキー」と繋がるとは。2019/11/03

YS-56

5
この戦場に意味があるのか。革命の狂騒がシベリアを赤く染め上げます。2019/11/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14541564
  • ご注意事項

最近チェックした商品