宝島社文庫 君に恋をするなんて、ありえないはずだった

著者名：筏田かつら【著】

宝島社（2019/10発売）

• ISBN：9784800270290

内容説明

千葉県南総にある県立高校に通う地味で冴えない男子・飯島靖貴（いいじま やすき）は、勉強合宿の夜に、クラスメイトの北岡恵麻（きたおか えま）が困っているところを助けた。それから恵麻は、学校外でだけ靖貴に話しかけてくるようになった。しかし靖貴は恵麻に苦手意識を持っていて、彼女がどうして自分に構うのかわからない。地味系眼鏡男子と派手系ギャル。絶対に相容れないはずの二人に起きる、すれ違いラブストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[mae.dat]

誤って(?)『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』の方を先に読んでしまってね。十分に楽しい読書だったのですけど、読友さんの感想を見るとね、本作の方が良かったとの声が多数あり。それはもう楽しみが広がりましたよ。でね、読んでみまして、成る程、こそばゆいなぁと思いながらの……あれっ。ページ数足りなくなって来てるよ。からの、作者からの謝罪( ໊๑˃̶͈⌔˂̶͈)。まぁ、一応大丈夫なんだけど。積んであるから。少し間を置いて読もうと思っていたんだけど、ニコイチだったとは。即『〜〜そして、卒業』へGO!

2024/05/20

[合縁奇縁]

地味系眼鏡男子と派手系美少女。絶対に相容れないはずのふたりに起きる、すれ違いラブストーリー。地味で冴えない男子・飯島靖貴は、理系クラスで灰色の青春を過ごしていた。ところが夏休み直前に行われた勉強合宿の夜、クラスメイトで学年ナンバーワンの美少女・北岡恵麻が困っているところを救ったことで、靖貴は何故か恵麻から気に入られてしまう。表紙の2人の絶妙な距離感は良かったです。靖貴の優しさに、徐々に態度を和らげていきます恵麻。少しずつお互いの距離が縮まっていく過程や二人の視点の心情描写が、

2024/05/30

[菅原孝標女@ナイスありがとうございます]

帯に書いてあった通り「展開が気になりすぎて読む手を休められない！」。しかもとんでもないところで終わったので早く続きが読みたい。ありえないはずなのに、惹かれあって、遠ざけあって、焦れったい2人が愛おしい。大好きな作品の一つになりました。

2022/01/25

[カメ吉]

２人の不器用さと純情さにやられてしまいます。恋愛話にはつきもののすれ違いも心が痛みました。でも、２人があまりに不器用すぎて応援したくなる。この先の展開が気になりますんで続編の卒業編へ進みます。

2017/10/01

[黎明卿：新しきtakahiro]

『靖貴×恵麻。地味系眼鏡男子と派手系ギャルの絶対に相容れないはずの2人のすれ違いラブ。ストーリーは靖貴視点で大部分が占められ、恵麻視点がちょいちょい。はじめは恵麻に対して苦手意識を持っていた靖貴が、恵麻と密やかな交流を持ち、徐々に恵麻に恋に落ちていく様子や彼の気持ちに胸キュンをたくさんもらいました。しかし、ラスト間際のあの展開は一気に靖貴を奈落に突き落とし、読んでいて辛かった。これは急いで2巻も読まなければ！』

2017/07/25