内容説明
十三歳になった吉法師(きちほうし)は元服した。師・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は長寿で天下を手にするという意味を込め、織田三郎信長と名付ける。さらに、美濃の蝮(まむし)・斎藤利政の娘・帰蝶を信長の正室に迎え、着々と尾張統一の足場を固めていく。一方、信長は初めて手にした鉄砲に夢中になり、一万人を擁する鉄砲隊設立を秘密裡に始める。そんな中、今川義元の軍師、太原嵩孚雪斎(たいげん・そうふ・せっさい)死去の噂が……。歴史の陰に光を当て、信長ファン、小説ファンを瞠目させた超問題作、全4巻の第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とん大西
99
沢彦宿願の大戦略である信長と帰蝶の婚姻。美濃のマムシとの邂逅。雌伏していた尾張の龍が徐々に乱世の英雄としてそのカリスマを放ち出す。そして、迎えるは桶狭間の戦い。信長、まさに龍が天に登るがごときの勢いです。(脳内キャストは染谷君でバッチリ。沢彦のイメージは大沢たかおさんで読んでます)2020/04/18
じょるじ
1
旅僧沢彦2019/11/06
ユージ
0
信長の鉄砲への執着がすごい。 それに振りまわされる津島衆も。 滝川一益が鉄砲名人として登場は面白い。2021/07/25
トシヒーロー
0
大河の麒麟が来ると丁度被る部分もあり、イメージしやすく読めた。ただ、明智はいないが。半分まできて桶狭間。あれ、秀吉出てきてないなあ。次巻は武田軍との対決だな。2020/05/17
孤灯書屋
0
⭐️⭐️2019/07/08