祥伝社文庫<br> 信長の軍師 巻の一 立志編

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祥伝社文庫
信長の軍師 巻の一 立志編

  • 著者名:岩室忍
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 祥伝社(2019/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396345006

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内容説明

美濃の僧・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は那古野城の平手政秀の招きで尾張を訪ねた。政秀は織田弾正忠家三代に仕える家老で、当主信秀の子・吉法師(きちほうし)の傅役(もりやく)でもある。吉法師は神童との誉れもあったが癇癖が強すぎたため、沢彦に師を懇願したのだ。彼の聡明さに触れた沢彦は「乱世を薙ぎ払う逸材」と直感、依頼を受ける。だが、沢彦は臨済宗妙心寺派の最高位をつとめた美濃の宝である。乱世の最中、様々な嫌疑をかけられ苦闘する……。陰のヒーローに着目し、驚異の新説で歴史ファン、信長ファンの度肝を抜いた超巨編、全4巻の第1弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とん大西

99
面白い!今さらながらの信長モノですが、師匠・沢彦宗恩からの視点で語る幼い信長と戦国群像劇が新鮮このうえない。かといって奇をてらってはいない。あくまでも尾張の一大名の小倅が戦国の英雄に成長していく様を丁寧に、かつエンタメ感もちりばめた大河的な読み応えでした。吉法師に、戦の世を薙ぎ払い、天下を治める龍をみた沢彦。学問の師でありながら人生の師、帝王の師として幼い信長に情熱をそそぐ。「麒麟がくる」の世界観にも通じる沢彦の戦乱への憂い。信長との二人三脚にワクワクがとまりません。次巻はいよいよ帰蝶との婚礼でしょうか。2020/04/12

蕭白

6
面白かったです。続きも読みます。2023/11/08

あきのぶ

2
僧沢彦から見た信長。もし、このとおりなら、後に平手は何故腹切ったんだ?2020/05/29

じょるじ

2
臨済宗のネットワークが凄すぎ!2019/10/29

トシヒーロー

1
沢彦を主人公とした信長もの。一巻は、信長がまだ吉法師であまり出てこないが、この辺の話は、読んだこと無かったので新しい感じで読める。また、戦国武将の軍師が臨済宗から多く出ていることも知らなかった。初読み作家ですが、非常に読みやすく思う。2020/05/05

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