内容説明
メールの返信がない、他人からミスを指摘される、といった些細なことを気にして、いつもクヨクヨ、ビクビク、イライラしている。ストレスを感じて過食するなど、やめなければいけないと分かっている悪習慣がやめられない――。そうした自分を変えることはなぜ難しいのか? そこには「認知の歪み」と「無意識的な学習メカニズム」が関係している。その基礎から実践、応用的な技術までを、注目の臨床心理士が分かりやすく解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
73
最近仕事ですごくストレス抱えているため手に取った本。認知して行動すれば確かにストレスは無くなるかもしれないけど、本書にもある通り怒りなどの感情って止めるのはほんとに難しい。でも怒りのピークは6秒とやらで意外にも短いことが発覚!感情のコントロールは難しいけど少しずつ意識して今を乗り切ろうと思う。2023/06/21
りょうみや
27
一人で実践できる認知行動療法の入門書。分かりやすく一通り網羅されているようにみえる。無意識的な思い込み(認知の歪み)に気づいて行動を少しずつ変えていって不安や怒りを取り除いていく。最後の章にマインドフルネスが少しだけ載っているが、認知行動療法はマインドフルネスと相性がとてもよい。2022/07/20
純子
20
適応障害と言われて10年かな。初めから「認知行動療法」を学ぶことを勧められてはいたけれど、認知の歪みを修正する、というフレーズが既に苦しく聞こえて。最近、やっといろんな本を素直な気持ちで読めるようになり、この本に出会えたことも嬉しい。『must→better技法』(「すべき思考」の修正法)~すべき、~しなければならないを~な方がいいに置き換える。まずこれからだな。過去や未来について考えて不安になるより、今・ここに意識を戻し、好きなこと・楽しいこと・やりたいことを主軸に考えるマインドフルネスもいいと思う。2017/09/14
naka
14
認知行動療法について説明された本で、とても分かりやすく良かったです。よくない習慣を治していくやり方について、どのような理屈・仕組みなのかが分かり興味深かったです。感情と行動の関係が固定されてしまったり、本来現れる順番が逆になってしまうことを分析してよくな部分を治していく考え方というのが自分の理解です。アンガーマネージメント、マインドフルネスについても解説があり良かったです。2024/08/06
mazda
13
日本人は比較的自己肯定感が低いと言われていますが、それが悩みを大きくすることはあると思います。この本にもありますが、マインドフルネスを実践してみるのはいいのかなと思います。2022/10/07
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