内容説明
今川義元を破った織田信長の名は、瞬く間に全国に知れ渡った。一方、師・沢彦宗恩(たくげん・そうおん)は天下統一の妨げとなる戦国大名を見極めるため、武田信玄、上杉謙信など諸国の有力武将の許を訪ね続ける。そんな折、足利義昭の将軍擁立の大義名分を得た信長に、遂に上洛の機会が訪れる。朝廷、義昭との微妙な均衡の上に支配力を強めたい信長だが、朝廷の真意はいっこうにつかめず……。驚異の新説で歴史小説界に旋風を巻き起こした大河巨編、迫真の第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とん大西
100
破竹の勢いの信長。天下布武の大号令のもと、なみいる強敵、戦国の世を薙ぎ払う。その陰で信長に戦略をとき、諸大名の情勢をさぐる沢彦。ひたすらさりげなく。そして、巨星・信玄堕つ。戦乱の行方、信長の思惑が大きく変わった分岐点。さて、次巻はいよいよ最終巻。どんな本能寺をみせてくれるんでしょうか。2020/05/02
蕭白
5
悪くなかったです。2023/11/21
じょるじ
3
確かに信長が義昭を殺さなかったのは謎だ。油断なのか?いよいよ完結へ!2019/11/21
ユージ
0
軍事と言えど、徐々に見守る感じに。 長篠の戦いは良かったな。 それにしても義昭は、厄介だな。2021/08/15