カイニスの金の鳥 1

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カイニスの金の鳥 1

  • 著者名:秦和生【著】
  • 価格 ¥836(本体¥760)
  • イースト・プレス(2019/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781618180

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内容説明

19世紀イギリス、女性の立場が弱い時代。
牧師の娘・リアは幼いころから物語の世界を愛し、小説を書くことを好んできたが、
周囲の男性に「女が小説なんて無理だ」と否定され続けてきた。
19の歳、男性名「アラン」を名乗って投稿した作品が認められ、小説家としての道が開ける。
そして、男装に身を包み、出版社のあるロンドンへ単身向かうことで運命が動き出すのだが――

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐっち

23
女の子がこんな文書けるわけがない…イギリスは女王陛下の国かと思っていたら、すごい言われよう。作家になりたくて男装してロンドンに出てきたリア。本に対するひたむきさがかっこいいが、男装に関しては若干うっかり?ここからどう話が進むのかなー?2019/10/12

ゆり

14
牧師の娘リアは小説家を志し、男装してロンドンの新しい世界に飛び込んでゆく。可愛らしくて世間知らずだけど芯がしっかりしている頑張り屋のリアを自然と応援してしまいます。作家の青年マイルズとの友情も素敵。ふたりの気が合うのが会話シーンだけで伝わってくる。マイルズにも何か重い事情がありそう。近所の友人ケイティもリア大好き!で甘えん坊で可愛いしパティさんも頼もしい。柔らかくて雰囲気たっぷりの絵も良いですね。続きが気になります。2019/09/22

あんず

8
自分で自分の歩みたい道を切り開いていく姿がとてもかっこいい。主人公には女だから、という殻を破ってこれからも突き進んでいって欲しいと思った。2020/04/01

kenitirokikuti

6
イースト・プレス社の漫画webサイト「モトグロッソ」にて配信。19世紀前半、牧師の娘リサ・ボイドは小説家になる夢を抱いていた。いろいろあってアラン・ウェッジウッドという男性の筆名でデビュー、男装して上京し、作家仲間の隣部屋に住むことに。で、仲間に女とバレるところで第一巻が終わる▲作中でタイトルの含みを説明するところがない。調べてみるとオウィディウス『変身物語』のエピソードのようだ。2020/03/05

shushu

6
女性が能力も権利も認められなかった時代、物を書くため主人公は男装してロンドンへ向かうという、物語の初っ端。こうきたか!となるのか、あぁ素材は良かったのに、になるのかまだ判断はできない。続きを待ちたい。2020/01/04

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