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内容説明
母を求めた視線の先に、人類の進歩を求められた須堂。そこに一体何を見るのか…。超AISF巨編、ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オキアミ
7
最終巻。連載当初の母親のを探す旅からかなり違う形の着地をした印象です。私としてはAIが管理してくれた方が幸せですね、変化なしでも大丈夫。小説のごとく台詞を読まされるのは中々疲れた…。2024/02/04
みやしん
6
難しかった。「ロボットが反乱した‼」→「コンセント抜けば?」って呑気なテーマではない、電脳世界内で人間とは/人格とはと複雑にAIの進化の行き着く果てを問う。現シリーズ開始時はコピーされた母親を探すために世界を冒険するだけだと思ってたのに。 2019/08/25
コリエル
4
完結。前巻あたりから駆け足になったが、進化か停滞かというテーマでの問答で物語を終えた。言葉だけ見れば進化の方が肯定的なものであるが、AIという人類以上による管理社会の安寧も、安易に批判すべきではないという議論。カオスと洗練のどちらを望むのかという話でもあり、一概に答えは出ない。ただ、生きるということは変化していくものだという観点からどちらかといえば進化を肯定する形で物語を閉じたということでいいのかな。果たして現実にそんな世界を見ることが可能だろうか。2019/08/08
bbb
3
○。終わった、ちょっと読みきれてないけど、これは描き切ったのかなあ。2019/08/29
HK
2
完結、現代サイバーパンクコミックの傑作。超AIや電脳化、ヒューマノイドなどオーソドックスな道具立てを使いながら「自分」とはなにか?「人間」とは?「知能」とは?「進化」とは、そして「生命」とは?といった根本的な価値観をガンガンゆさっぶてくるセンスオブワンダーが、ミクロとマクロをカバーするストーリーと乖離しないのがすばらしい。2019/09/23