内容説明
剣戟小説の第一人者による書き下ろし長篇小説。
旗本の放蕩次男坊と遊び人の町人が、下谷車坂町で斬殺された。
旗本は真っ向から一太刀のもとに斬り下げられ、町人は短刀で盆の窪を刺されていた。
異なる刃物での殺しは、下手人が複数いることを暗示していた。
銀次は探索に乗り出す。
死んだ二人は博奕好きで、浅草界隈の賭場に頻繁に出入りしていた。
旗本は賭場を「怖い赤鬼のいるところ」と話していたらしい。
そして浅草を縄張りにする岡っ引きが斬り殺された。岡っ引きは「赤鬼」を追っていたというのだ…。
銀次の一角流十手“まろほし”が正義の唸りをあげる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
4
賭場の赤鬼。2025/08/16
犀門
2
No.136★★★★☆捕物話はもう存分に読んで来たが、これはこれで面白い。やはり主人公と仲間のキャラ次第だな。それと、第2巻『鬼の隠れ蓑』を読み逃してるのだが、近隣の図書館でも発見出来ず。二駅先まで遠出するか…。2019/10/07
goodchoice
0
このシリーズは安定した内容で結構気に入っている。ワンパターンとか言って仕舞えばそれまでだが。捕物帳にはそういった流れが必要と思う。奇をてらった筋立てより安定したものが、そう水戸黄門ばりの鉄板筋がよい。2019/09/19
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