出版社内容情報
丸山 洋平[マルヤマ ヨウヘイ]
著・文・その他
内容説明
戦後日本において、家族の姿は人口転換や少子化によって大きく変動してきた。そして東京一極集中に代表されるような地方圏と大都市圏との間の人口移動にも様々な変化が生じている。これらの現象はどのように関係し、その関係はどう変化してきたのか。家族形成行動と人口移動との関連性に着目し、戦後日本の人口変動を捉えなおす視点を考える。
目次
第1部 序論(問題意識と着眼点;潜在的他出者仮説)
第2部 直系家族制規範と人口移動との関係(後継者理論値の算出;潜在的他出者仮説の有効性の検証)
第3部 少子化と人口移動との関係(第二の人口転換と第二の人口移動転換;東京圏に居住する女性の未婚率の比較分析)
第4部 結語(結論と成果、展開可能性)
著者等紹介
丸山洋平[マルヤマヨウヘイ]
福井県立大学地域経済研究所特命講師。1983年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士(学術)。新宿区新宿自治創造研究所非常勤研究員、慶應義塾大学特任助教等を経て、2015年4月より現職。専門は地域人口学、人文地理学、家族社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。