宝島社文庫<br> 異世界居酒屋「のぶ」 三杯目

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宝島社文庫
異世界居酒屋「のぶ」 三杯目

  • ISBN:9784800268730

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内容説明

古都(アイテーリア)には雪が舞い、年の暮れが近づいていた。厳しい冬でも、居酒屋「のぶ」は暖かな店内で美味い酒や料理を振る舞ってくれる。ハンスは衛兵を辞めて「のぶ」で料理人の修業を始めたのだが、父親は気に入らない様子。そんな折、帝国皇帝と東王国(オイリア)の王女摂政宮との間で“お見合い”の話が持ち上がった。しかし皇帝は見合い相手と結婚することに乗り気ではなかった。親子仲も恋も揺れる異世界グルメファンタジー、第3弾。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

130
異世界居酒屋「のぶ」三杯目。下町の居酒屋いい雰囲気ですね、いらっしゃいませ!・・・らっしゃい・トリアエズナマ、先帝も皇帝も中に入れば皆同じ良いですね。2017/05/10

スズ

78
衛兵からのぶの見習い料理人に転身したハンスと、産休中のヘルミーナに代わり酒の目利きに聡い元傭兵のリオンティーヌが加わり、料理の幅も更に広がったのぶ。そんな中、帝国皇帝と敵国である東王国の姫君とのお見合いがのぶで行われる事になるが、皇帝は見合いに乗り気ではなく…。喧嘩や想いの行き違いで心が揺れるお客達が、相手と美味い酒を片手に同じ料理を食べて自分の本音を吐露する勇気を貰っていく様子がよく描かれていました。苦心して作り上げた料理をメニューに加えて貰い、料理人としての道を少しずつ歩み始めたハンスの今後が楽しみ。2018/07/29

hnzwd

61
シリーズ第三弾。安定の飯テロと悪役不在で語られるストーリーは、今回も美味しそうでした。周辺国も巻き込みながら、少しずつストーリーも進んではいるのですが、、いかんせんペースが遅く、戦争が、、とかいう展開にはならないんだろうなあ。超短編なだけに読みやすさは折り紙付き。深夜だけ注意すれば大丈夫です。2017/03/08

57
お酒とつまみの話は好きだ。飲みたくなる😁1話がとても短いので読みやすく、心が疲れてがむしゃらになれず、でもちょっと何かを読みたい時にちょうどいい。何も考えるずに読める。2020/02/12

Baro

54
居酒屋「のぶ」も1周年。今回のテーマは「家族ごはん」かな。ゲーアノート兄弟、ハンス親子、皇帝陛下、そしてしのぶちゃんも。三杯目、ごちそうさまでした♪四杯目の文庫化はいつになるのでしょうか?2017/05/14

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