宝島社文庫<br> 異世界居酒屋「のぶ」

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宝島社文庫
異世界居酒屋「のぶ」

  • ISBN:9784800260000

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内容説明

居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都(アイテーリア)と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。
※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

145
異世界居酒屋「のぶ」1杯目。異世界古都の扉と繋がっている「居酒屋のぶ」一品のお品書きが1話のストーリになっていて読みやすく面白いですね。次巻はタイショーとしのぶさんとの関係もお品書きになるのかな?。2017/02/03

スズ

124
寂れた商店街の一角で暖簾を掲げる居酒屋「のぶ」。普段は閑古鳥の鳴く飲み屋だが、店の入口は異世界に繋がっていて、極上のビールと最高の酒の肴を求め、多くの異世界のお客が暖簾をくぐり続けていて…。『異世界食堂』の居酒屋版という雰囲気で、短編一つ一つにテーマとなる料理があり、初めて食べる料理に驚きながらその味の虜になっていくお客達の反応が面白く、明るい看板娘のしのぶと多種多様な料理を作る大将も良かった。沢山の料理が登場しましたが、しのぶ特製の厚切りベーコンたっぷりのナポリタンや、山菜の天ぷらが個人的に食べてみたい2018/06/02

hnzwd

86
美味しい事で大ヒットなシリーズの文庫化第一弾。中世を思わせる世界に突然現れた居酒屋。そこでは"トリアエズナマ"というキンキンに冷えたエールが提供され、、、異世界でも居酒屋大盛況!一話が非常に短いので気軽に読めるのが良い。世界全体としてのストーリーも少しづつ明かされて、次巻以降に期待が持てますし、ある話の登場人物が別の話では裏方として動く形式も読んでいて楽しい。美味しそうなので読む時間には注意ですが。。。続編以降も文庫化され次第読みたいなー2016/08/20

ぶんこ

75
てっきりお店のお客さんが異世界へ紛れ込む話かと思っていました。お客さんが全員異世界側の人で、大将のノブさんとしのぶさんだけ現実世界の人でした。現実世界のお客さんと異世界の人々が入り混じったら、もっ面白かったかな。最初「トリアエズナマ」の意味が分からなかったのですが、ビールのことでしたか。日本の居酒屋メニューも、異国の人にとっては驚きなのだと認識を新たにしました。美味しいお料理の数々の中で、半分残った油揚げに卵を入れて巾着にする料理に目がテン。美味しそう。早速作ってみよう。2017/02/12

かめ吉

72
日本の大衆居酒屋と中世ヨーロッパ風な世界が繋がっている摩訶不思議な世界で繰り広げられる人情あり笑いありの作品。各話がかなり短く分けられているのでとても読みやすく、料理やお酒の描写が上手いので読んでいるこっちのお腹が空いてしまいました!登場人物もそれぞれ個性的で、みんなこの居酒屋を気に入っているのがひしひしと伝わってきました。2018/08/31

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