内容説明
警世のジャーナリストが、明快な理論と分析で迫る話題の社会時評集。毎日、さまざまなメディアからさまざまなニュースが供給されている。そんな情報に疑問を感じないだろうか？ 第２次情報を中心に扱う著者がウォッチングする主たる対象は、目に見える現象の背後に隠された、より高次の現象ないし構造である。あふれる情報の背後に隠された真実を抉った名著！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無謀庵@Reader
2
27年前の時事ネタ本なんか今頃読んでも、と思いきや、この問題は今どうなってるのか、ひょっとして何の解決もしてないんじゃないか、と興味深い。時期がまた、経済ではバブルが弾ける直前で日米貿易摩擦も激しく、政治では角栄死去後の白けた雰囲気、環境問題も60年代からの公害がひとまず落ち着いた、と思ってるだけでアスベスト放置してた頃、と絶妙。2014/11/17
