講談社文庫<br> 昭和探偵4

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講談社文庫
昭和探偵4

  • 著者名:風野真知雄【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2019/06発売)
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  • ISBN:9784065149317

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内容説明

泣き笑いの風野節炸裂、令和に続く、昭和の謎。「戦後昭和」を喰い尽くした巨悪の正体とは?特番「昭和探偵2」が高視聴率を上げ、町でも人気の探偵・熱木地塩。最近つきまくりの雀荘仲間の留さんからの依頼は、新宿東南口にあった伝言板の書き主「ゆうこ」を捜すこと。しかし東南口はバラック街も消えて様変わりし、捜索の手がかりもない……そして、昭和を喰い物にした性悪老害の正体がついに明らかに? 昭和ノスタルジー&ミステリーの全4話「ふりかけご飯は貧乏飯? それとも贅沢飯?」結婚詐欺師がなにゆえ捜索依頼? 謎の鍵を握るのは○美屋のふりかけご飯。「4の字固めをかけてきた男のいまの技は?」プロレス技が得意なあのガキ大将が町に戻ってきた。戦々恐々の回転寿司店主。「その恋は駅の伝言板が育んだのか?」LINEも携帯もない時代昭和、駅の伝言板は恋人たち必須の恋愛ツールだった。「爺のストリーキングに主義主張はあったのか?」45年前、虎ノ門に出現した裸の老人たち。その背後にある驚くべき策略とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
シリーズ4作目にも四つの話が収められています。それぞれふりかけ、4の字固め、伝言板、ストリーキングが主題となっています。話は比較的単純でさらっと読めてしまいます。話が進むうちに前からいつも話題となっていた巨悪の4人がだんだん明確になっていきます。あと2冊くらいでまとまるのでしょうか?2019/08/01

チアモン

64
待ってました。シリーズ4作目。私の年代よりちょっと年上の人が読んだらとても懐かしく思えるんだろうなぁ。と思いながらも、面白く読み進められた。「巨悪」とは一体誰なんだ。ちょっとずつそれらしき人物が見え隠れするが今回も謎のまま。ふりかけの謎は楽しく読めた。シリーズ5作目はいつ出るんだろう。楽しみ楽しみ。2019/06/29

三代目けんこと

41
昭和は遠くなったと、よく言われるが、遠くに行ったのではなく、消えたのでもない。自分の足元を掘り起こせば、そこにあるんだなぁと思った。いま自分が立ってる場所は、多くの時代の積み重ねで出来上がっていることを再認識。また、熱木探偵に会える日を楽しみにしたい。2020/08/12

zag2

35
とうとう4巻目。もう一ひねり欲しかったなあというのが正直な感想。4人の巨悪がなぜ長寿を保っているのか、刑事たちは巨悪をどうしようとするのか、行く先が見えないままに終了という感じです。この終わり方だと続編があっても良さそうですが、残念ながら書かれていないようです。ところで今回は新宿の談話室滝沢が出てきて「おおーっ、滝沢か」と。お高い店だったので、たしか一、二度入った程度ですが、ちょっと懐かしく、ちょっと寂しい思い出の場所です。2023/03/03

35
細かい昭和ネタがいっぱいで楽しい。その一方で巨悪の存在が明らかになってきたりして終わりが見えてきた感がある2019/09/11

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