内容説明
昭和ノスタルジー満開。酔いどれ探偵、時代の闇を追う! 調査額過去最高の上客が持ち込んだ依頼は女子高時代の奇妙な記憶。昭和44年の東大安田講堂、新宿西口フォークソング集会、「男はつらいよ」封切り、そしてアポロ11号月面着陸……時代の大きな転換点と理不尽なうさぎ跳び特訓には何か関係があったのか? 怪しいゴールデン街のママ、昭和文学小説好きの娘、雀荘仲間たちにも助けられ、昭和探偵・熱木地塩は今日もゆく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
118
蛍光灯の紐、うさぎ飛び、永井荷風、カラオケなどの4編。馬鹿らしい感じが薄れてきたのがちょっと残念。悪のにおいがして次回作に。楽しみではありますが馬鹿らしさは失ってほしくないかな。2019/04/21
KAZOO
87
この作者のものは「耳袋秘帖」シリーズを時たま読んでいるのですが、本屋で平積みになっていたのと表紙が印象に残ったので3巻目から手に取ってしまいました。4つの話が収められていて、ちょこっとした事件を昭和の昔の話と絡めながら解決していくもので楽しめました。1、2巻目も読んでみます。2019/02/06
チアモン
52
シリーズ3作目。今回も昭和の懐かしさや自分が生まれる前の昭和の話が満載。でも、昭和探偵1に比べたらちょっと消化不良気味ですが楽しく読めました。悪の匂いもプンプンしてきたし、シリーズ4作目も6月に出版されることも分かったので、続けて読んで行こうと思った。2018/12/28
mr.lupin
48
シリーズ物のようで、一巻、二巻を跳ばしてたまたまあった三巻を手に取ってみた。ハードボイルドで楽しみにしていたが残念ながら全体的に今一つのめり込む事ができなかった。蛍光灯の中途半端な紐やうさぎ跳など昭和の懐かしい事などがあったけど、やっぱり一巻から順番に読了していかないと面白さが良く伝わらないのかな。また機会があったら一巻から順に読んでみようと思う。 ★★☆☆☆ 2020/04/06
三代目けんこと
45
今回の第3弾は、蛍光灯につけられた紐、うさぎ跳び、永井荷風、津軽海峡・冬景色……。さてさて、昭和の巨悪とは?ここまで辿り着いたからには、最後まで読み切ろう!! さぁ~ラスト第4弾へ!!!2020/08/07
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