出版社内容情報
王太子主催の狐狩りに参加するユリア。平和に終わることを願うユリアの期待も虚しく、そこには腹黒い思惑が絡んできて――!?
内容説明
乙女ゲームのストーリー開始“前”の世界に転生し、侍女として働くユリア。王太子主催の狐狩りに参加することになり、ユリアは大好きなブリメラと楽しくピクニックができると期待を募らせる。しかし、そんな淡い期待も虚しく、“特別ゲスト”として英雄のウィナー男爵が招待されていることを知り、腹黒い思惑が絡んでいることを実感する―。（まさかとは思いますが、ミュリエッタさんも狐狩りに来るのでしょうか？？）さらに辺境へ旅立つエーレンからの依頼で、ミュリエッタと一緒にお茶会をすることになってしまう！有能侍女のおしごとファンタジー第七弾、開幕！
著者等紹介
玉響なつめ［タマユラナツメ］
『転生しまして、現在は侍女でございます。』がネットで話題となり、２０１８年に出版デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
宇宙猫
11
★★★★ 侍女のお仕事ものから子爵令嬢の恋愛ものにシフトしたな。アルダールを深堀りして話をきちんと作っているから読みごたえはあるけど、侍女としてバリバリ働いている話が好きだったから何だか物足りない。D2021/07/15
TAMA
8
最近読む本が「自分が正しいと思いこんでるので，他人がどんなに言ってもはじいてしまう人」が多いような。自分の考えの方が正しいので、何洗脳されてんの？とかね。そう思いこむ方も、そんな人がいてどうしようかと思う方も体験があったりして共感だなー。あれ？おかしいなって思っても突き進む、その根拠のうすい自信の源は何なんだろう2021/10/18
火狐＠二児の子育て奮闘中
5
ゲームのヒロインまだまだ絡んできますね！けど、現実補正？？でヒロインは淘汰されていく方向なのかな？と。狐狩りとお茶会のお話でした（多分（笑））2023/04/11
kinta
3
恋愛に初心で、多少はわかっているものの、貴族社会の老獪さにも慣れたくないものの、だからと言って、乙女ゲームのヒロインのような空気読めずな女にもなりたくない。そんな三すくみ状況のヒロインだが、段々外堀が埋まってきて、それに伴ってミュリエルさんの残念さ加減も路線が決まってきたような…まだまだ一波乱ある？？2021/11/22
菊地
0
かなり久々の新刊だったけど、「空気の読めないミュリエッタが状況を引っ掻き回す」という展開はそろそろ飽きてきたするし、「アルダールの出生の秘密」にもやや拍子抜けしてしまったところはある。 最近、実家のドタバタ、イチャラブ描写、英雄のアレコレ、 みたいな展開が続いて、「有能侍女としてのお仕事もの」としての展開が少ないのが寂しい。2021/06/15
