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内容説明
人気作家、チヨダ・コーキの小説が原因となった殺人事件から10年。コーキは新進気鋭の若手脚本家・赤羽環がオーナーのシェアハウス「スロウハイツ」に入居していた。コミュニケーションが苦手なコーキだが、環のつくったスロウハイツという「家族」はとても気にいっていた。事件の後は筆を折りかけたが、今は再び小説家として活躍している。そのコーキを尊敬してやまない環。口は悪いが純粋な彼女を好きで集まっている入居者たち。環を中心に、ハイツのクリエイターやその卵たちはその生活を楽しんでいた。しかし、新しい入居者・加々美莉々亜がやってきて全てが変わる。彼女は公輝への愛情を隠そうともせず、公輝の部屋に入り浸る。スーと正義の間も上手くいかなくなり、さらに人気覆面作家・幹永舞がスロウハイツにいたことが判明し、ハイツはどんどんギクシャクしていく。そしてある日、環を激怒させるある出来事が起こり、平穏なスロウハイツは終わりを告げる――。クリエイターとその卵たちのシェアハウス・スロウハイツ。環がアメリカに行くことになり、ハイツは近く解散することになってしまった。そんな中、厳しいスケジュールでの執筆が重なり、自分を追い詰め続けた環がついに倒れてしまう。環が抱えていた「秘密」を知ったハイツの面々の行動は――。そして環はずっと抱えていた想いを公輝に伝えられるのか――。辻村深月の大ヒット小説のコミカライズ、感動の最終巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒瀬 木綿希(ゆうき)
20
原作既読。コミカライズも無事大団円。終盤にかけて次々と謎が解かれていくあの気持ち良さが、漫画だとよりスピードディに感じられます。小説と漫画という圧倒的に情報量に差がある媒体で上手く纏められていました。今度は漫画版のイラストを想像しながら原作を再読してみようと思います。2019/07/04
miicha
5
完結していたのを知り続きを購入しまとめ読み。うまくまとめていて無難なコミカライズだと思うけど原作を読んだときのようには興奮しなかった(当たり前か...)コミカライズって本当に難しいものだなと改めて思いました。「悪くないんだけど原作のほうが遙かに良かった」みたいな印象になっちゃうの、実に実に申し訳ないです。2020/05/08
毎日が日曜日
4
★★★★ 完結。面白かった。2019/06/09
さゆ
2
ああ、こうやって繋げたのか、と。4巻で纏めるとなるとこんな感じになるよね、と言うのもありつつ。 想像していたときとは違った登場人物もいたけど、これはこれでという感じがある。2019/06/22
うぃ
1
1.5 つまんなかったなぁ。2020/03/25