中卒労働者から始める高校生活 12

著者名：佐々木ミノル【作画】

日本文芸社（2019/05発売）

• ISBN：9784537139303

内容説明

【白黒の世界。光探す、第１２集】
工場で働く片桐真実は、自分を中卒だと笑い捨てた
周囲を見返すべく、人種のルツボ“通信制高校”に入学する。
お嬢様・莉央と出会い、喧嘩ばかりの日々。
混沌の教室で、一癖も二癖もある同級生達と
激しい交流を重ねつつも、遂に二人は
惹かれあい、付き合い始めた。
二年生になった真実たち。
莉央はアルバイトを始め、新たな人間関係が広がる。
花火大会、運動会、誕生日を経て、より強まる二人の絆。
だが遂に。
“死んだこと”にしてきた父の事を莉央に知られ、
真実は心を閉ざしていく。
世界が、白黒に染まる――――。
大ヒット青春ラブコメ、超待望の最新刊!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しいたけ]

出所して働く父親と会うところで終わる巻。なんといってもこの巻は、まことの職場の社長につきる。本気で思って厳しくしてくれる存在。あの人がいることで、父親のせいにしてうずくまるところから、顔を上げられるようになる。

2020/06/11

[よっち]

犯罪者の父親に会いたいという妹にどう応じるか。莉央も後押しするし、葛藤する自分がアレなのかと悩む真実の気持ちはわかる。上手く行けばいいけど行かなかった時のリスク高いですもんね…向き合ってくれる人も多いけれど、誰もがそうだとは限らない。この決断、どうなるかなあ…。

2019/06/30

[パンダプー]

ただ、「親とあなたは違うよ。いつまでも友達だよー」…みたいなありきたりな展開ではないところがリアルです。泣けるなあ。

2019/06/02

[カラシニコフ]

ハッピーエンドを、望みます。 ★★★★★

2019/06/07

[明那]

五十嵐君が可哀想･･･ お父さん、悪い人じゃなさそうだよなあ･･･何があったのか

2019/07/02