内容説明
逢えなくても、せめてそばで愛する夫を守りたい。
抜け忍となり逃亡中の織江は、変装し彦馬の周囲を見張っていた。
ある日怪しげな男とすれ違う織江だが、それ以来、奇妙な出来事が起こり始める――新たな追っ手、お庭番最強と謳われる呪術師寒三郎がついに動いたのだった。
さらに、織江が良く知るあるくノ一も、元平戸藩主・松浦静山の“幽霊船貿易計画”を手伝う彦馬に接近し始めていて……。
天衣無縫の元平戸藩主・松浦静山、再び!
静山があの大泥棒を追い詰める新作短編「ねずみ静山」も収録の、完本版第4弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei302
48
抜け忍となり逃亡中の織江。ピンチが続きます。くノ一の浜地の技がすごい。絶体絶命の織江を救ったのがニャン太! 胸が熱くなったよ。ニャン太、よくやった!2023/12/13
tomtom
11
7、8巻に書き下ろし短編。静湖姫がもっと出てくれるといいな。犬の占いが嘘くさくてしょうがない。2022/11/01
Hugo Grove
9
読了2019/06/05
ちーたん
7
強いだけでなく、人情物で面白かった。 悪党にも味方したくなる。2024/01/13
wcibn?
1
面白い。4点。2023/07/29