内容説明
イズーはダナーク魔法村の青年警察署長。魔法が苦手なはずなのに、魔女長候補の少女ビーに惹かれる自分に戸惑い中。そのビーが体調を崩したと聞き、見舞いに向かったイズーに、ビーそっくりの女の子が暴走箒で突撃してきた! マリエラと名乗るその子は「母親のフラン」に会いに来たという。そしてその数日後、ベルとシーカーが失踪した。ふたつの事件は、ビーに隠された秘密へと繋がって!? ※あとがきは収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
8
ビーの出生の謎を知ることでフランの存在というか何故次の魔女長候補に名前があがらないのかが理解できた。今回はデイルは登場しなかったが、ビーの父親を知ることでなぜビーを狙っているのかが解った。2014/01/02
すがはら
4
悲しいことに打ち切りらしく、急いでイズーとビーのカップル成立まで持っていくことに注力した巻。話は面白いのにファンになったかというと違う感じです。一番の難はイズー視点のみだったこと。ビー視点があればイズーのいい男ぶりも伝わっただろうしビーにも共感できただろうに、残念ながらイズー視点のみでは私にはイズーの色ボケぶりとビーのあざといドジっ子っぷりしか見えてこなかったです。デイルの正体ぐらい魔女長に語らせて欲しかった。秘密主義と思わせ振りは閉鎖社会の悪癖だね―。追加の一冊でどこまで説明されるか。2019/10/04
水無月@更新停滞気味
3
え、この表紙の穏やかな人誰?というぐらい明らかにデレてますね…。クールな署長カムバック。まぁ可愛かったし男前なとこもちゃんとあったけどさ。子供に懐かれるイズーに萌えた。マリエラもっとやれ。あの子がイズーに懐いてたのってやっぱり基がビーだからなのかなー。ビーもイズーに懐いてはいるけどときめいてるような描写はなかったからそのあたりもっと書いてくれるともっとにやにやできたのに。2010/09/03
太郎
2
【再読】この物語はイズーさんの愛の暴走の記録です。そして村中にフライデーされまくり(笑) 鳥籠読んでこれを読むとビーの父はあちこちで問題起こして何て困ったさんなんだよ。そしてフランは面食いだったのね…と思う。 2011/10/14
ぽぽりん
2
ビーもゼルイークと同じハーフだったんだ。ゼルイークはさして苦労せず(かどうか知らんがw)すごい魔法使いになったのに、ビーは大変だねぇ。魔法の元が減ったからかしら。しかしやっとくっついたと思ったら、次で終わりかぁ。う〜ん、問題山積みなのに、てか、両想いになった以外なにも解決してないのにいいのか〜?しかも次短編集みたいだし。「鳥籠…」の区切りついたら続き書いてほしいな〜。2011/08/22