内容説明
幕末という激動の時代に、京都に誕生した新選組。近藤勇、土方歳三、沖田総司、永倉新八、斎藤一といった若き剣客たちが、剣一本に賭けて生きた。滅びゆく幕府を身を挺してささえ、武士としての節義を貫いた彼らの生き様に共感し、憧れの気持ちを抱く人は数多い。では、そんな魅力あふれる新選組は、どのようにして生まれ、何を目指し、そして散っていったのか。また隊士たちの真の姿は、どうだったのか。本書では、近藤勇、土方歳三などの生い立ちから池田屋事件、戊辰戦争まで、最新情報と豊富な写真とともに新選組の歴史をわかりやすく、一気に読めるようにコンパクトにまとめている。武士道と誠に生きた新選組の魅力が満載! 2時間で新選組通になれる! 新選組入門の格好の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
3
最初から最後まで分かりやすい丁寧な説明で理解しやすかったです。近藤勇の女性事情も纏めて書かれていたので役に立ちました。個人的には斎藤一の情報をもっといれてほしかったですが、それは仕方ないですね。2015/06/28
Seri
3
新選組検定を受けるために読みました。 すごく分かりやすくて、新選組を全く知らない方にもオススメです。2013/06/13
茜崎心葉
3
新撰組検定対策に。このような感情や推測をほとんど交えない歴史専門書を読むのは初めてだったので読んでいて新鮮でとても楽しかったです。ただ数少ない生き残りである永倉新八や斉藤一等のその後にも少し触れてほしかったです。それほど難しい言葉を使用していないので、私のような歴史本初心者には最適の1冊だと思います!2012/02/28
月翼堂
3
検定参考本ということで読みました。蘊蓄本にしたいのか小説にしたいのか曖昧な文章もありましたが、非常にわかりやすかったです。斎藤永倉、島田あたりくらいはその後の説明がもう少し欲しかったかなあ。2012/02/06
レモン
2
函館蔦屋で購入。土方歳三の最期の地だけあって新選組関連の本はコーナーもできていてたくさんありました!こちらの本は他の方も書いていますがとても読みやすいです。漫画『風光る』を読んでいるので、途中マンガを追い越すあたりで一度読む手が止まりましたが…それぞれが無念のままこの世を去ったのかな、とか、ほんの150年くらい前の日本は血の臭いが漂っていたんだな、とか色々考えますね!もっと歴史を知りたいと思いました!2017/01/27