川柳少女（８）

著者名：五十嵐正邦【著】

講談社（2019/03発売）

• ISBN：9784065144428

内容説明

初詣。甘酒に酔った七々子が、エイジに抱きつき、そして……！？　記憶があやふやな七々子は、エイジといつものように接することができなくて……。みんなと過ごす年末年始は、いつも以上に賑やかで温かい！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[トラシショウ。]

「アニメ版・見なかった事に・しましょうか」(←)。クリスマスから年末年始、冬休みに学年進級、そして図らずも同じくエイちゃんに想いを寄せる五町と七々子の二人の当日を描くバレンタインデーまで。倉センセという驚異のハイパーボケボケボケ倒し星人が関わってからというもの、部長のツッコミが鰻登りに冴え渡ってるな(笑)。相変わらずの各駅停車ながら、徐々に進んでいく七々子とエイちゃんの季節は少しずつ巡っていく。露骨なお邪魔虫(五町涙拭けよ)とかイヤなヤツなんかいなくても面白いラブコメは描けるんだよな(以下コメ欄に余談)。

2019/04/07

[むっきゅー]

｢好きですと　互いに告白　もう間近｣今巻は、クリスマス、正月、バレンタインとイベント盛りだくさん。七々子とエイちゃんの関係がもう秒読み段階に入ってんじゃないかと思うほど、完全にお互いを意識してますね。だから、五町ちゃんはちょっとかわいそうですね...。

2019/03/22

[よっち]

もう周囲も生暖かく見守る体制に入りつつあるエイちゃと七々子の二人の関係でしたけど、クリスマス、年末年始、バレンタインや進級と、イベントを重ねてゆく中で垣間見える彼女たちの初々しい表情がいいですね。意外にモテモテだったエイちゃんと、切ない立場になってしまった五町の姿が印象的でした。

2019/04/16

[わたー]

★★★★★クリスマス、年末年始、バレンタインに進級と、冬のイベント目白押しな今回は、それでも七々子の可愛さが一際輝いていたように思える。甘酒で酔った七々子…いや、にゃにゃこがもうね、すっごいの。季節は巡るけど、いつまででもこの二人を見ていたくなるそんな内容だった。

2019/04/09

[キリル]

七々子がかわいすぎてつらいです。二人のいつものやり取りも微笑ましいですが、時々見せる七々子の恋する乙女の表情にドキドキしました。クリスマスの後日談とバレンタインデーの小町も見逃せないところです。気づいてもらえてよかった……　ボールを奪って明後日へシュートを放つエイジが面白かったです。表紙、大人びた感じでいいですね～

2019/03/17