川柳少女（４）

著者名：五十嵐正邦【著】

講談社（2018/02発売）

• ISBN：9784065109687

内容説明

すべての想いを五七五で伝える雪白七々子とコワモテだけど心優しい毒島エイジが送る微笑ましい日常。だがそこに、エイジに思いを寄せるキンパツヤンキー少女が登場！　恋のライバル登場で、エイジと七々子の関係は……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

もうお話のベースはギャグマンガなのに七々子だけ恋する乙女という状況に、なんと恋のライバル登場。二人とも（変わってるけど）とても可愛くていい子なのに、いやお前らほんとこのエイジでいいの？とツッコミを入れたくなる状況になってきましたが、まあ二人の関係は付き合ってないだけでどこからどう見ても盤石なので時間の問題ですね...。

2018/02/22

[山口透析鉄]

新たに出てきた五町さん、何だかんだ、文芸部の面々と普通に仲良くなれそうなので、無理しなくても良さそうです。 修学旅行にあまね部長が行って、長瀞さんや八乙女うるしセンパイも訪れていた恋の石も出てきていました。 毒島家のご両親も初登場で、雪白さんのご両親、特にお父さんは相変わらずでした。

2023/09/26

[トラシショウ。]

「偽ヤンキー 素顔が既に ダダ漏れだ」。エイジの風邪(による七々子のエイちゃんお宅訪問含む)、部長の恋(?)等、前巻までよりも大きなイベントを省いて、よりささやかな日常の起伏にシフトしつつ、エイちゃんを巡る恋のライバル(未満)偽ヤンキー少女の明石五町(こまち)の登場まで。油断するとたちまち語彙力が消失して、「何だこのカワイイ生き物は！」的な文言に終始してしまいそうなラブコメ最新刊。今回も作者と読者の理想のヒロインを求める美しい(笑)共犯関係が二人の日常を彩る。部長頑張れ、超頑張れ(以下コメ欄に余談)。

2018/02/20

[緋莢]

突然、七々子にツーンとされて焦るエイジ。しかし、七々子がそうしているのは「好きな人にあえて冷たくしてみる」という雑誌のアドバイスを真に受けたからでという話。エイジの行動と、七々子がそれに見せた反応を読むと本当お似合いだと思うので、今巻登場した「恋のライバル」が果たして どこまで存在感を出せるのか心配になります。「金で買ったのか」、「薬漬けに」って、エイジの両親ひどすぎるだろｗエイジが花壇の修復しているところを見た同級生の「裏切り者を埋めるの？」、「骨っぽいものを埋めてる」もひどかったですがｗ

2018/03/08

[むっきゅー]

「エイちゃんを、見舞う七々子にキュン死する」お見舞いの話が最高にかわいい！他のメンバーがギャグマンガの住人なのに、七々子だけは少女マンガの世界に生きてるな。しかし、この絶対的ヒロインパワーを持ってしても、エイちゃんの鈍感の壁を崩す日は遠いか...。「独り身のアマネ部長よ、何処へ行く？」恋に恋する17歳が、報われねーwww。ネットで知り合ったダー様とのデート(結局会えず)とか、スカ変とか完全にオチ担当。この迷走感がステキ。ボクは部長が好きすぎて、部長をめでるためだけに本作を購入して行ける！(力説)

2018/02/17