内容説明
鹿児島県の離島・虫が島沖で、身元不明の死体が六体見つかった。辺野古にかわる基地候補地の極秘調査中だったため、トップシークレットの案件として朝倉に助実が要請されることに。虫が島へ新規の駐在員を装って転任し真相を探る朝倉に、敵意をむき出しにする島の住人たち。次第に朝倉の生命に危険が迫る。大スケールの警察小説、待望の第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
90
このシリーズは3冊を読んでしばらく時間が過ぎていました。前回で東京の島の駐在にとばされた主人公が、鹿児島県の海中で作業していた自衛隊員が白骨死体を発見します。それを秘密裏に捜査できるの主人公しかいないということで話が進みます。その事件の裏には巨大な陰謀があって、ということで・・・・。この事件の解決で警視庁の捜査1課に戻ることになります。このシリーズは暗殺者シリーズのマーク・グリーニーの作品を思い出させてくれます。あと8冊あるようで楽しみます。2025/08/07
future4227
45
オッドアイシリーズ第4弾。辺野古移設に絡んだ沖縄の離島に渦巻く陰謀に挑む。前作に引き続き、主人公の朝倉は美人女医の誘惑にあっけなく陥落。硬派のように見えて意外と脆い。今回は警察官としても、自衛隊員としてもバランスよく能力を発揮して読後の満足感が大きい。中国人による沖縄での暗躍はケント・ギルバート氏の著書でも触れられており、フィクションとは言え、あながちあり得なくもない話だと思った。2019/03/06
文太
7
オッドアイシリーズ第4弾。今作は離島での潜入捜査だったためか、いつもみたいな強引な捜査ではなく、隠密な感じが良かった。個人的にはシリーズのなかで一番好みだった。2019/03/08
りく
6
今作も楽しく読むことが出来ました。最後、いわゆるラスボスがあっけないというか、いまいちな気もしましたが、それまでの展開は、相変わらず朝倉さんが強く、楽しく読むことが出来ました。少し今までとはテイストが違うというか・・・違う雰囲気を感じました。2019/08/11
ワンモアニードユー
6
シリーズ物なので文庫化のタイミングで読了。振り返れば大きなお話だったのですが、なんか不完全燃焼。前半のウダウダが長すぎた割には、悪が悪であるところを上手く示せてないような。盛り上がるところが、なんかあっさりと気が抜けたような記述になってることが原因かな。ヒットマンとの戦いとか、もっと長くとって盛り上げるほうがバランスとれると思います。2019/01/29
-
- 電子書籍
- 神竜帝国のドラゴンテイマー【分冊版】(…
-
- 電子書籍
- ベランダできみと恋する 分冊版(4)
-
- 電子書籍
- 心穏やかに働くための教科書~1分ででき…
-
- 電子書籍
- わたしより綺麗な男の子(話売り) #17
-
- 電子書籍
- 極甘ヤクザに気をつけて【タテヨミ】 1…