内容説明
呪いによって、彼の“おいなりさん”を握った相手以外の異性と話すことができない少年・愛。彼が話すことのできる異性は、幼い頃に助けた子狐が人間の姿をとった少女・いなりや姉の立など、数少ないものだった。そして迎えた夏休み。愛は立からペアチケットを渡される。それは、海のそばの旅館の宿泊券だった。そして愛はいなりとともに旅行に向かうが、そこで新たに出会った少女・七海に“おいなりさん”を握られ……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
夏休み、いなりと共に海の側の旅館へ旅行に行く中、新たな少女においなりさんを握られてしまう今巻。―――違う舞台に待つのは、まだ見た事ない出会い。 真夏、そして海。ラブコメ定番の非日常の舞台でいなりとの関係を見直す今巻。 いつか終わりの時は来る、だけどその時を越えて手の中に収めたい絆がある。これからの課題が見える巻であり、絆と向き合った愛が決意を固め少しだけ成長する巻である。 壊したくない関係がある、それを保ち続ける為の道は茨の道。そんな道を進むことを決めた愛はどんな試練に挑むのか。 次巻も須らく期待である。2019/03/04
中性色
5
日付登録用。感想は後日2020/06/24
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