内容説明
ＳＦ、ホラー、ミステリー。くすっと笑える話、ぞっとする話、感動する話。ページにして数ページ、５分程度の時間で読めて、最後に「あっと驚くドンデン返し」。大人気アンソロジーシリーズの第２弾。朝読にも最適な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
100
冒頭の「100ドルを借りにきた男」は、早速すごかった。なーるほどねぇ。アイディアです。応用してしまう人がいそうだ。「交通事故」はパターンはちがうけど、日本の道路で起こった最近の事件を思い出させる。単純なショートショートを超えて、熱心な読者でも予想外だったラストに持っていくところが、このシリーズのすごいところだろう。古典名作のリライトもあるし、数学パズルで見かけた問題の小説化？ も。あと何冊も出ているので、しばらくはこのシリーズを楽しめそうだ。2020/02/06
Yamazon2030
82
2018(60) 欧米の小咄などのショートショート。 短くてオチもあり、サクサク楽しめながら読み進める。 「100万ドルを借りに来た男」なるほど、その発想にびっくり！ 「神様の病気」最後の二行がぐっと来る！ 「電話の相手」二人の沈黙にゾッとした！ 「気持ちばかりのお礼」上手いなぁ！その手があったか？ 「富の分け前」平等主義者の落とし穴 「年寄りの知恵」価格競争ができる理由 勉強になりました！2018/12/18
緑茶
48
初5分後に意外な結末シリーズ。弟が買ってきて、これが一番好きというので読んでみましたが、なかなか面白かった！短すぎて少し物足りなさは感じますが、確かにどれも意外な結末。ペンギンの話、可愛い！思わず声を出して笑ってしまいました😂「100ドルを借りにきた男」頭いい、最初からびっくりしました。「気持ちばかりのお礼」私も観劇に行く時は気をつけないと💦「女かトラか」どちらの扉を選んだんでしょうね。他のシリーズも読んでみたいです。2020/08/23
momogaga
47
むかし、よく読んでいたショートショート風の短編集。しかし、すべて欧米の小咄や古典落語を読みやすく翻案しているから、外れは少ない。まあまあ楽しめますね。2016/09/12
アズマ
40
「お見舞い」と「100ドルを借りにきた男」が面白かったです。100ドルをかりに来た男はあの発想がててくるところがすごいです。2018/12/12
