フラワーコミックス BANANA FISH（２０）

著者名：吉田秋生【著】

小学館（2018/12発売）

• ISBN：9784091348616

内容説明

超一流の殺し屋ブランカは、ゴルツィネにある少年の教育を頼まれる。天才的な頭脳と類いまれな美貌をもつ、その少年の名はアッシュ。ブランカのアッシュの出会いを描く「PRIVATE　OPINION」ほか、英二と伊部の物語「Fly　boy，in　the　sky」、「うら・BANANA」を収録。
※1995年刊行FCS「PRIVATE　OPINION」より復刻した内容です。
※「BANANA　FISH復刻版BOX」vol．4所収の20巻と同内容となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さくりや]

初登録だけど再読。収録されている2作の関連性について指摘すると、「年長者に出会い、未来を見出す少年」という構図かなあ。この時点でアッシュが真っ当に生きるルートが完全に絶たれているのが何とも言えないが。『BANANAFISH』、スリリングで感動するし面白いんだけど読み終わった後に何も残らないんだよなあ。単純に私の読解力の問題だよなあ。

2020/06/09

[はるみかん]

未登録本。アニメの最終回からの流れで再読。アッシュとエイジ、2人が出会う随分前のそれぞれのお話。最後に収録されてる連載終了後のアッシュとエイジと吉田秋生さんとの漫画座談会。この座談会でかなり救われた気がする。

2018/12/23

[森本コスオ]

アッシュと英二の過去編vアッシュは14歳、ブランカの視点からのお話。このお話でブランカのアッシュに対する親のような愛を感じました。英二は伊部さんからの視点。英二は高校生、棒高跳び選手。英二の見た目や特徴などが知れて、アッシュが受け入れた理由がなんとなく掴めました。このお話は感動的。 最後の「うらBANANA」はファンサービスみたいなあとがき。学ランのアッシュとかv笑 BANANA FISHが終わった感のない1冊でした。笑

2011/10/05

[てんてん(^^)/]

アッシュがブランカをリスペクトしていくのが目に見えてわかる。タコおやじは許せないが、ブランカを教師につけたことだけは良くやったと褒めてやりたい（何故か上から目線）。　伊部さんと英二の話は、とても80年代チックで良かった。アッシュがこのお家に遊びに来たらどんなだったでしょう。想像もつかないけど、彼らのはじけるような笑い声が聞こえるような気がします。

2011/08/16

[ochatomo]

少年性被害事件報道からの読友さんつぶやきで知る　アッシュとブランカ、英二と伊部さんの出会いの外伝漫画　A５判でバナナフィッシュ未読でもドキドキ読めた　初出“PRIVATE OPINION”1995年、“Fly boy, in the sky”1984年　1995刊

2023/09/21