フラワーコミックス BANANA FISH（１５）

著者名：吉田秋生【著】

小学館（2012/04発売）

• ISBN：9784091335357

内容説明

アッシュはバナナフィッシュの謎をめぐり、コルシカマフィアのディノ・ゴルツィネと闘っている。殺し屋の白（ブランカ）を雇ったディノは、英二の命をたてにアッシュを脅迫。アッシュは一旦ディノのもとに下った。だが、英二やシンたちが救出に来た際、ブランカがディノとの契約を解除し、月龍（ユエルン）の依頼を受けたことを知って、脱出。シンたちの手引きで地下の下水道に潜った。しかし、逃亡する時おとりになった英二たちは次第に追い詰められてゆく。英二の命を守るため、アッシュは逆に自らに追手の目を引きつけ、自然博物館にたてこもった。だが、そのころ既に英二は月龍の部下たちに捕らえられ…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yourin♪]

ほんとしつこいなぁ～。ディノも月龍も・・・。アッシュのことは諦めて、自分の本来の仕事に専念したまえよ。　今度はキツネですか・・・冷酷そうな男が出てきたなぁ～。　ラオにはいったい何をさせようというの？　マックスと父子ごっこ？をしてるうちに築かれた信頼関係が嬉しい。　アッシュ、ろくでもない過去なんて思いだすな。どうか未来を彼に・・・。　はぁ～あと４冊かぁ・・・

2011/08/12

[はるみかん]

再読。自然史博物館。月龍を人質にエイジと仲間たちを救出。とうとう最強の敵、フォックス大佐登場。

2018/08/03

[森本コスオ]

は〜、マックスええ人やぁ( ´△｀)。。 アッシュの暗い過去を彼に背負わせまいと協力してくれる。なんかアッシュの回り敵か味方か微妙だったりで気を張りつめすぎちゃって忘れてた↓アッシュには味方がいる！英二やケインやちゃんとアッシュの人間としての全部を支えようとする仲間たちが。 月龍はほんと腹立つ。

2011/09/28

[てんてん(^^)/]

博物館のあたりの展開が好きなんだなあ。　月龍はブランカと出会ってよかったよね。たぶんこんな風にいろいろとゆだねられる大人と接したのは初めてなんじゃないだろうか。最初よりも随分表情が良くなってきてる気がするし、自分のやってることに後ろめたさも感じ始めてるんだよね。　アッシュとマックスは何だかんだでいいコンビ。すごく息が合ってきててニヤニヤする。　　そしてまた、新たなる敵が。ブランカと違って今度は最悪の部類の敵なんで気が重い。

2011/08/16

[arianrhod]

再読。ﾌﾞﾗﾝｶだってｱｯｼｭを彼なりのやり方で教え子を愛していた。重災難続きの野生の山猫、ｱｯｼｭ。それだから最後の大人達の愛情の示し方が感動する。いつか陽だまりで、仔猫のように心ゆくまで幸福に包まれお昼寝させてあげたいと願ってしまいました。

2018/02/24