ヒーロー文庫<br> 十歳の最強魔導師 5

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ヒーロー文庫
十歳の最強魔導師 5

  • ISBN:9784074361403

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内容説明

魔女を追って王都を大冒険!? お泊まり会にはドキドキがいっぱい! 最強美少女たちが災厄の魔女に立ち向かう!

封印から解き放たれた黒雨の魔女を退けたフェリスは、
みんなを守るために黒雨の魔女に立ち向かうことを決意した。
アリシア、ジャネット、テテルたちと一緒に図書館で手がかりを調べていると、
黒雨の魔女が持っていた魔導具が王都に封印されていることが判明し、調査に向かうことになる。
広い道に華やかなお店、大道芸に露天のキャンディー……。
はじめてづくしの王都に大興奮のフェリス。
夢中になって歩いていると、気がついたときにははぐれてしまっていた。
一人でいるときに偉い人に失礼なことをしてしまわないように
フェリスが路地裏に隠れていると、見知らぬ少女に声をかけられるのだが――。


天乃 聖樹(アマノセイジュ):関東在住の作家、シナリオライター。
著書に『ネクロマンサー少女』(ヒーロー文庫)、『ファントムアーム』、『スクールガールストライカーズ』など。

フカヒレ:関東在住のイラストレイター。キャラクターイラスト、ゲームイラスト、書籍の挿絵などで活躍中。
主なラノベ作品に『視ル視ルうちに好きになる』『0.000000001%デレない白い猫』『俺は魔王で思春期男子! 』など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nishiyan

11
黒雨の魔女に立ち向かうことを決意したフェリスたちが黒雨の魔女の持っていた魔導具が封印されている王都へと調査へ赴く本巻。ジャネットの実家へのお泊まりにはニヤニヤし、エリーゼ王女との出会いにはまた一人、フェリスの魅力の虜になった娘が出てしまったかと思った。エリーゼはなかなかのお転婆さんで愛らしい。また黒雨の魔女の過去には涙してしまった。最後のフェリスと魔女の対決の場面では作品の根底に流れる暖かさを感じた。フェリスだからこそ選べた決断なのだから。例の教団が動き出すなど不穏な雰囲気もあるが次巻がとても楽しみです。2018/12/29

碧海いお

9
4巻で作品の空気が変わったなーと思ってましたが、やはり。黒雨の魔女が再登場。2022/03/21

真白優樹

9
封印された黒雨の魔女の魔導具を調査に向かう中、王女様と遭遇する今巻。―――歴史を繰り返さぬ為選べ、光でしか選べぬやり方。 更なる大舞台を所狭しとばかりに駆け回るフェリス達。そんな彼女達と王女様が友誼を結び、その先に魔女の抱えた哀しい闇の真実が明かされる今巻。明かされたのは悲しい、救われぬ真実。大人が選ぶは敵対の道、ならば子供だから選べる道とは? そんな一抹の救いをフェリスの選択が齎す、優しさと温かさがある巻である。一先ずの解決、その裏で蠢く教団の思惑。彼等の思惑はどう動くのか。 次巻も楽しみである。2018/12/03

TAMA

8
黒雨の魔女とフェリスと。似た状況なのねえ。「母親と武力と良識に守られて」ってうまいこと言う。ついでにジャネットの凹む母親の対応、いるよねえな感じが◎でした。お花畑は怖いけれど、おびえるだけより砕ける勇気はいいよねえ。王女様が参加してジャネットがハンカチをかみしめるのも近いか?魔女のペンダントにちょっとうるっとしました2019/07/30

Theodore

2
黒雨の魔女との対決回。序章の描写からして魔女側が訳ありだってわかる話なのだが、改めて読んでみるとほんに切ない…。そしてジャネットとママの関係もまた別の意味で切ない。娘のやることに対していちいち否定の言葉を吐くなんてどう見ても毒親です本当にありがとうございました。…うーん。なんで作家という人種は母娘をここまで仲の悪いペアとして描くんだろうか。実際はうまく行ってる親子の方が多いだろうに…。たまには娘を溺愛してやまない親馬鹿な母とママ大好きな娘のエモい組み合わせが読みたいぞ。父娘とかいうキモい間柄ではなく。2022/10/18

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