少年の残響(3)

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少年の残響(3)

  • 著者名:座紀光倫【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2018/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065139189

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内容説明

「キスしたら なにかわかるのかなあ」アウゲンブリック少年合唱団。かつては孤児院、今では少年たちに勉強と合唱を教える寄宿学校。いつ死ぬかもわからない見せかけの平穏。痛みを忘れて手に入れた上辺だけの幸せ。閉ざされた世界の中でその小さな身体に宿ったまだ名前もない感情、それはーー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

椿櫂

5
少年と先生とか、危ういのもありました。でも、少年らしい、世界観がとても良いです。これからの展開も楽しみです!2018/12/11

チョコろん

4
『皆に優しいから誰からも嫌われていなかった 誰からも好かれてなかった』ヨハンの話は重い。トーマスは辛くて忘れたのか、詮索されたくなくてクリスを遮断したのか、曖昧。でも答えを求めるのは無粋て話だった。双子の話。クラウスはやはり弱いのではないかという答えに帰結する。家族三人の中で一番物騒な考えの持ち主。リュカの内面を必要以上に知ってしまったら悲劇しか生まれない。何気に前巻のエピが複線になっている。オムニバス並みの小出しだけど、しっかり追わないと。クリスが自分自身と向かい合える日は来るのだろうか。次巻も楽しみ。2018/12/09

とちこ

3
クリス先生とミヒャがなんかBL方面に誘導されてる…なんか違うなぁと思う。親子、しかも赤ちゃんと親みたいな絶対的な信頼を寄せ、理不尽に依怙贔屓してくれる存在をミヒャは求めてるんじゃないのかなぁとか。肉欲的なものではなく。大人は大人でクリス先生に何かあるようだし…でもないようだとも言えるし。話進まないなぁ。これ話の途中での打ち切りを恐れて大きく舵取りできてないんだろうか、勿体無いな。2019/03/27

安吾

2
歪んでいるから美しいのか、歪んでいても美しいのか分からなくなってきた……。ただ、この世界観に浸っていたいのは確かです。ところで、既刊に重版がかからないと4巻が電子版のみになってしまうそうです。私は次の巻もページを捲って彼等の行く末を見守りたいのです。みんな買って(>_<)!2019/01/08

しば

2
その歌で忘れられるなら忘れてしまって。 そう思わずにはいられない。

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