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内容説明
旧友との久しぶりの再会…当時、霊感が強かった友人の不思議な体験…「霊感少女」 幼児教室の講師が中学生の頃に出会った《鎌を持ち牛の顔をした異形の者》…それは《件(くだん)》という名の妖怪だったのか?…「くだん」 人体模型を制作する会社を取材しているときに聞いたみやげ話には驚愕の事実が…「人体模型の闇」 子どもの頃の記憶を元にマップの画像を検索していた万引きGメンの女性が目にしたものは「ライオン堂のライオンばばあ」 バスの運転手の体験談、トラブル続きのバスツアーにはきっと…「誰か乗ってる」 ブライダル業界で聞いた因縁話…それをまとめようとすると自身やまわりにトラブルが発生!…世には出せなかった…「書くな」 惣菜工場で働く外国人のパートさんは、上司に対し密かな報復に…「…のしるし」 ある会社の美人広報が変わった名前なのには訳があった…幼い彼女を救ったのは!?…「猪突さん」 美大生たちが遊び半分で描いた絵に現れた少女とは…「青い花模様のキョウコ」 なぜか取材先で怖い話を拾ってしまうライター・タナカの記事にはできないとってきの怪談、第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
18
分かりやすい実話怪談コミック。「人体模型の闇」は、考えれば考えるほど怖くなる。「書くな!」は、実話怪談を書くのを職業にしている方から見れば、明日は我が身の悪夢でしょうね。地方の風習を扱った「猪突さん」、バスツアーの運転手&ガイドさんから聞いた「誰か乗ってる」などジャンルが広くて面白かったです。2018/10/14
澤水月
10
人体模型はごく最近猟奇的ニュースになっているのでたまたまタイムリー。くだん はこういう(怪談専業でなく、恐らく長期間深い知識等ない?)ライト系な書き手さんのものに出るのは珍しい気がして目を引いた。個人的にはとにかく1巻がめちゃくちゃに面白かったので、フリーライターとして出会った相手さん次第ではまたド当たりが出そう2019/03/16
ぐりとぐら
9
どすこい2冊目。今回は怪奇現象だけじゃなく、ヒトコワもあって、よりバラエティーにとんでいた。件(くだん)の話など。万引きで苦しんだ商店の恨みが死んでもなお犯人に向けられる話は因果ってあるんだなって思った。平家の落人の子孫が、鎌倉バスツアーに行こうとしてトラブル続きだったという話は、なんかびっくり。聞いた話がトラブル続きで書けないっていうライターさんの身に起きた話が恐いな。聞いちゃったら、どうなるのか···。2021/07/11