内容説明
八丁堀の「なには屋」は、東西の味付けと食材を活かした料理が評判の見世。ここを切り盛りするのは、大坂の廻船問屋「浪花屋(なにわや)」の次男の次平と妹のおさや、料理人の新吉だ。馴染み客の紹介で、おさやの縁談がまとまった矢先、弟たちの様子を見に、長兄の太平が江戸へ下ってきた。荷船とともに嵐に遭いながら助かったのに、行方知れずになってしまった父を探すことも目的だったが……。書下し時代小説、第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルル
10
「廻船料理なには屋」シリーズ第三弾。明るい話題が次々と…。今回は波風も立たずと思いきや、やはりそう容易くは行かないもの。でも前向きなことが救い。こうなってしまったことに、何某かの著者の意図があるのかな。そう思うと、まだまだ物語は続くのだろうか。関東と関西の味の違いを考えると、何と日本は広い事だろうと実感してしまう。様々な文化の違いはとても楽しい。2018/12/31
スカーレット
2
おめでたいお話が続いた後に事件によってドーンと落とされました(T_T)。常連のお客様達が皆優しすぎますぅ。。。2019/07/28
goodchoice
2
なには屋シリーズ第3弾という事で話はかなり進み、これで終わりかとも思わせる内容だった。しかも倉坂さんの「小料理のどかや」シリーズの直後に読んだので、話の内容が被るところも多くあった。ま、しょうがないか。2018/12/04
kmzwrs5781
1
涙をふいて前を向こう。大きな帆が風をうけて前に進んでいくように。あの時代の働く女性の負担はどれだけのものだろうか。2023/12/10
数奇屋
0
次巻へ2021/09/13
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