内容説明
周りからの冷たい仕打ちにも負けず、次第に“愛妾”として宮廷内で認められ始めたシュエラ。まだ本当の意味での“愛妾”とは言えないけれど、国王シグルドとは家族のような、友人のような穏やかな関係を築いていた。そんな時、シグルドの王妃、エミリアより舞踏会への招待状がシュエラのもとに届けられて――？ ピュアな愛妾と国王陛下が織りなす、ちょっぴり変わったシンデレラ・ストーリー、第２巻！ ※電子版は単行本をもとに編集しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
22
シリーズ物。シグルドの心の変化やシュエラの環境の変化に、政敵が動きを見せた回でした。彼女の「最初のおねだり」が何とも微笑ましかった！政敵の罠に嵌ったシュエラか取った「起死回生の行動」には、彼女の覚悟の程が窺えた！それに甘えたシグルドは自分の力不足を痛感していた。彼がいきなり「王様」らしくなると話が終わる確率が跳ね上がってしまうのだろうが、シュエラの為にももう少し頑張って欲しいと思うのは秘密という事にしておこう！2013/06/18
そら
20
愛妾シュエラが初心過ぎて夜の方が進まない。「今日はここまでにしよう。」が超ウケる(^^♪。愛妾、王妃、国王の三角関係が予想外の展開、不思議な関係に。王妃エミリアは国王シグルドを好きではないのかな？こっちの２人の関係も面白い。なんかハマるな~。。恋の行方、見届けます(^^)。2017/09/24
はなりん
8
あ～ジレジレ！それぞれが自分の想いに気づいたのに、相手がそれぞれに誤解してて・・・。このジレジレな二人のやり取りが楽しいお話でもあるのだけど、ちょっと旦那様ヘタレすぎでは（笑）。なんで、そこで引くかぁ～って思ってしまう。まぁ、そんなところも、このキャラらしいのですが・・・。2012/05/06
夜の女王
7
☆☆☆ ２巻目も楽しく読みました。が、１巻目の設定を繰り返し説明されるのでうっとうしい。９９％の人は最初から読んでると思うので、現在に至る状況は百も承知のはず。ページ数の無駄としか思えない。その分話を前に進めろよ！と、言いたくなります。王様とシュエラは今回もすれ違いで、それどころか、ますます変なほうへ…けど、某レーベルのラブシリーズみたいに寸止めラブが延々と続くのは勘弁してほしいもんです。もう一つ、イラスト。女の子は可愛いのに、王様の顔が残念。ことに、あの頭に回した冠、変です。そう思うのは私だけ？2012/10/04
こでまり
7
１、２巻をまとめて購入、読了しました。庶民的な感覚を持ちつつ、芯はしっかりしたヒロインが好ましいです。面白いのですが、作者ブログによると２巻でようやくWeb版の三分の一くらいらしいので、ちゃんと完結まで出るのか心配……それに、決して安いとは言えないお値段なので、正直全６巻とかなるとお財布がきついなぁ。素人意見ですが、同じシーンを視点切り替えて繰り返した部分とか省けそうなところはたくさんあるし、お話的には全３巻くらいにまとめられそうな気がします。2011/11/03
