レジーナブックス<br> これがわたしの旦那さま

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レジーナブックス
これがわたしの旦那さま

  • ISBN:9784434155079

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内容説明

「国王陛下には愛妾が必要です」。貧乏伯爵家の娘シュエラは、若き国王シグルドの側近にそう誘われ、世継ぎを産むべく王城に上がることを決意した。だけど王としてのプレッシャーに悩むシグルドは愛妾なんか邪魔者扱い。おまけに城の者達もシュエラには冷たくて……彼女は無事「愛妾」として王城に残れるのか? ほんわか心温まる、ちょっぴり変わったシンデレラ・ストーリー! ※電子版は単行本をもとに編集しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅてふぁん

48
愛妾候補として城に上がることになった貧乏伯爵令嬢シュエラと異母兄の死により突然国王になることになったシグルドの物語。今のことろ甘い雰囲気はない。これからに期待してもいいのかなぁ。シュエラは鈍そうだし、ぜひともシグルドに頑張ってもらいたい。王妃の存在が希薄なだけに、次巻からの展開が気になる。2019/06/08

秋製 

27
シリーズ物。国王と王妃の間に子が授からず、愛妾候補になったシュエラ。彼女は故(清貧)あって貧乏伯爵家の長女で、その話を両親の反対を押し切って引き受けていた。最初は全く迷惑そうなジグルドだったが、彼女の貴族の娘らしかぬ人柄に興味を持っていく。自分に対する侍女達の扱いにもめげず素直で素朴な心根に、ジグルドは心を開きつつも亡き母親の姿を重ねてしまいその扱いに躊躇している。シュエラは凄く好感の持てる女の子で、家族の愛情を惜しみなくく受けて育った感じが滲み出て彼女の家族(まだ登場していないが)を込みで好感が持てた。2013/06/06

そら

24
貧乏貴族の令嬢が国王陛下の側室になる。侍女達に意地悪されたり、陛下とも良い関係を築けなかったり、前途多難。持ち前の明るさ、優しさ、素直さ、根性、天然さ(これがかなり強烈。)で乗り越えて、幸せをつかむシンデレラストーリー。(だろう。)陛下は陛下でまだまだ未熟。ちょっと辛辣な側近に鍛えられながら成長していく。少女漫画的で、気楽に楽しめるし、ところどころツッコミたくなる。なんか笑える~(^^♪。2017/09/20

はなりん

8
最近のネット小説でよくある感じのお話でした。ストーリー性がなく、主役二人のやりとりで気持ちの動きを表したようなお話です。個人的には、こういうのも好きです。ただ、もうちょっと周りのキャラとのカラミも濃かってもよかったかなぁ。あと、ネットでは読んでなかったのですが、やはり話途中のようですね。すごく中途半端感があります。2011/10/03

夜の女王

6
☆☆☆ 前の方が言うように、私も「デルファニア物語」に似てるって思いました。ヒロインが愛妾であることとか、その性格とかね。が、中身はほのぼのしたもので血なまぐささはゼロ。この手のお姫様宮廷物は、キャラの行動や言葉遣い等がガキっぽくて(書き手の精神年齢そのまま出るんでしょう)辟易することが多いですが、これはキャラ設定がしっかりして、気持ち良く物語の世界観に入っていけました。何より言葉遣いが下品でないのが嬉しい。これからシグルドとシュエラの関係がどう恋へと発展していくのか楽しみです。2012/09/16

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